今日は休日

 

なかなかコロナの感染状況が高止まりをしており、子供と会うことができない日々がつづいている。

 

別居してもう4ヶ月が経過するが今のところ何も進展はなく、今後どうなるか分からないためとにかく日々目の前のことに全力を注ぐのみという状況だ。

 

今日は、毎週恒例の子供とのビデオ通話の日。

 

毎度前日に妻に対して「明日の朝に〇〇(子供の名前)とビデオ通話していい?」とラインを送ることで、返事はないが翌日の午前中にビデオ通話の着信を受けるという流れになっている。

 

今日はいつもより少し早めに私が起床してすぐのタイミングで着信があった。

 

応答ボタンを押すと子供がアップで映し出され、子供が「おとんたんだ」と言ったので私は、「◯◯おはよー!今日も可愛いね!」と答えた。

 

すると子供は熊のぬいぐるみを二つ抱えてカメラに向けて「しろくまちゃんと※◯× ×、、、」とニコニコ話かけてきた。

 

子供が好きな絵本のシロクマちゃんシリーズのシロクマちゃんとこぐまちゃんのぬいぐるみを買ったようで、それを嬉しそうに私に伝えてくる姿を見ると可愛くて仕方なかった。

 

しばらくすると子供はいつも通り画面からいなくなり自由気ままにおもちゃで遊んだり妻と絡んでいるようであり、たまにカメラの前に姿を表してかすかな私との絡みをしてくれるという状況であるが、それでも子供と絡めることは非常に幸せな時間である。

 

 

毎回概ね1時間程経つと、妻が子供に電話を切るよう伝えているようで、今日も1時間くらい経過したタイミングで子供が突然「バイバ〜イ」と言い、ビデオ通話が切られた。

 

 

毎週恒例であるが、毎度辛い。。。。

 

 

ただ、どうしようもないのですぐに切り替え、今日は予定していた一人旅に出た。

 

車で出発してから1時間ほど経過した時点で、再び妻から着信があった。

 

 

車をコンビニの駐車場に停め、応答すると再び子供が目の前に現れたので、私は「あら◯◯どうしたの?」と聞くと子供は「おとんたんだ!」と答えた。

 

子供「おとんたん何してるの?」

 

私「ブーブーに乗ってるんだよ」

 

子供「どこいくの?」

 

私「おでかけだよ。◯◯はどこ行くの?」

 

子供「おでかけするの」

 

私「そっか、どこ行くの?」

 

子供「びょういんいくの!びょういんとおいいからべびーかーのっていくの。◯◯もブーブーのりたい!」

 

私「そっか、じゃあこんどお父さんと一緒にブーブー乗って汽車ポッポのある公園行こうね!」

 

子供「◯◯きしゃぽっぽのこうえんすき!いきたい!」

と言い、子供はカメラの前からいなくなり、妻に公園に行きたいと訴えにいったようであった。

 

その30秒程後に、ビデオ通話は突然切られ、妻から

「風邪でずっと出かけられない状態なので汽車の公園行くとか言わないでください。不可能なことは言わないでください。行きたいってずっと泣き続けてる。」

というラインが届いた。

 

私は「すみません」と返事をして再び目的地へと向かうことにした。

 

 

子供は私とのビデオ通話にも抵抗がなくなったようで、毎週最低限の絡みはできるようになったので当初からは大きく進歩している。

 

子供とは早3ヶ月会えていないが、現状ではあと一月もすればコロナの感染状況も和らぐだろうから、子供と再び会えることができるだろう。

 

これからも継続して日々マインドフルネスに生きていこうと思う。