【原口元気のウイングバック】 | 名古屋人妻援護会

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~人妻とボクと、時々、サッカー~

西野監督は攻撃サッカー信奉者ながらも

勝負に徹するリアリストにもなれる

原口元気のウィングバックは奇策では無い

日本人のサイドアタッカーで最も適正がある

わたしのウィングバックの解釈は3つ

サイドバックよりも守備の責任は軽い分、

1、フルに動ける体力とスピードを持つこと

2、相手を抜き去る技術があること

3、ボールを奪い返すハートがあること

原口元気は積極的に守備に貢献する選手

彼のプレッシングは他の選手とは違う

「タスクだから」パスコースを限定するとか

そんな生易しい次元ではなく

必要ならば刈り取るようなタックルもみせる

なによりも原口はボールを奪われる事が

許せないタイプのフットボーラーであり

後天的に身につける事のできない

稀有なハートはアジア最終予選でも発揮された

似たようなタイプの選手ならば

全盛期のウェイン・ルーニーや

カルロス・テヴェスがそうだった

日本人ならば南野拓実も同じ系譜に該当する

ボールを奪われた瞬間、

いいパンチを喰らったボクサーの闘志に火がつき

すぐさま反撃の一撃を繰り出すような

殴られたら殴り返すメンタリティ

攻撃的プレーヤーでは珍しいタイプだと思う

同僚に蹴りを入れて負傷させ

 

五輪代表から追放されたり

監督に反抗的な態度を示したり

Jリーグ時代、尖ったナイフのような

攻撃的で幼いメンタルだった少年は

欧州に渡り、立派な男として成長した

ドイツで守備戦術を学び、フィジカルを鍛え

誰にでも牙を剥く狂犬だったドリブラーは

誇り高く、強い戦士へと進化した

槙野、宇佐美と並びハリルの寵愛を受けた

原口元気がロシアの地で

何か成し遂げそうな気がしてならない