ゆい奥様
ゆな奥様
創り上げた作品を壊され、同じレベルの作品を限られた予算で創る
これって至極大変な事だと思う そして予算は多くはない
その困難な作業を淡々とこなす職人がいる、森保 一。
サンフレッチェ広島の象徴であり、魂でもある森保の話。
地味で目立たないプレー、彼を評価するのは決まって海外の対戦相手の選手や監督だった
オフェンスに関与したい欲望を制御してチームの為に献身的に尽くす姿は
頼もしくもあり、誰よりも信頼できるプレーヤーであったが…
当時サッカーにのめりこんでいった私には物足りなくも見えた。
恵まれた身体能力も抜きん出たテクニックも持たぬ、カラダのサイズも平均的
走り回り、ピッチの中のスペースを見つける才能を唯一無二の武器として
アメリカW杯予選当時の日本代表の中心的プレーヤーとして必死に駆け回り
多くの貢献と、ダイナスティカップとアジアカップ優勝などの栄光、
右肩上がりで急上昇する日本代表の強さとともに成長する森保、
まだワールドカップが大きな、とても大きな夢だった頃
その夢を叶えるまでもう一歩、
最後の最後でキャリア最大の挫折を体感する…ドーハの悲劇
実力と人格で在籍したクラブで中心的となって活躍
タイトルはJリーグ94のサントリーシリーズのみという
彼の実力には少しばかり寂しい経歴だった
広島、京都、仙台でプレーして引退した後は指導者に転身
そこから彼の物語の第二章が始まる
プレーヤーの頃よりも脚光を浴びる事になる事は誰もが予想していなかっただろう
つづく