アダルトチルドレンの本は多く出ているが
読んでもあまりピンと来なかった。
一部は当てはまるようでも本に書かれているほど酷くないとも思っていた。
とはいえすっきりもしない。





子供の頃に本来出せた感情を「喪失」し、「見捨てられ体験」を抱えて生きるという概念を知った。
情緒的見捨てられ体験、境界の混乱、秘密の破壊力!、役割。
断片的に理解してきたことがわかりやすい言葉で書かれていて繋がっていく。
渦中の居心地の悪さを振り返って見ているようだ。

私の家にも秘密はあった。
薄っすら気が付いていたが私も知らない顔をしていたのだ。
のっぴきならなくなった時、秘密を作った張本人がSOSを出した。
助けてもまるでなかったかのように振る舞うのには驚き、怒りと悲しみを覚えた。
知られるのは「恥」になるのか?
1人は認知症になり、もう1人は病気に逃げている。
時期が来たら距離を置ける相手だ。

やり直しは同じ感情を潜り抜けてから。
味わい切ると次の一歩が出るというのは体験的によくわかる。

子どもの時に素直な感情を出せる環境(主に親)かどうかは大事。
お受験、保育、アダルトチルドレン、切り口が違う3冊に共通して書かれているのが子どもの頃の感情発露の重要性なのは興味深い。

#子どもを生きればおとなになれる 
#クラウディアブラック 著
#水澤都加佐 監訳
#武田裕子訳
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