少し前になるけど京都のすごさを感じたので記録。

 

4/26(金)〜27(土)の一泊二日で京都に行った。

もともとは27日、TIMEのみで日帰りのつもりだった。



うっかり新幹線を取るのを忘れていたらグリーンしか残っていないじゃないか!

だったら少し足して一泊しよう。

しばらくご無沙汰のお墓参りをして、河井寛次郎記念館に行こう、インスタで見た期間限定公開中の洛東遣芳館も行こう…と計画してる時が一番楽しい。



河井寛次郎記念館

臼のような椅子、座れます



年に二回だけ公開している洛東遺芳館

隣の家が意匠を凝らしていて驚いた






 

30年以上前にほんの少しだけ京都にいた。

義母が入院し、2週間ごとに義父の「ちょっと来てくれ」コールがあり、だったら少しの間私が行こうと当時の私は思っちゃったんだな。

いい嫁だと思われたかったのもあるし、毎日京都観光出来る!!と浅はかにも思ったんだな。

 

いやぁ甘かった。

当時の私に言ってやりたい。

観光と生活は違う。

時代祭も祇園祭も観たけれど、帰るのは義実家、ホテルじゃない。

 

そんなわけで京都は窮屈でお寺しかない街という思いがあった。

わざわざ行こうという気にならなかった。

 

それが今回考えが変わった。

河井寛次郎記念館は想像してたよりずっと心地良い場所だし洛東遣芳館は隣の屋敷の意匠に驚いた。

一部屋ごとに襖の引き手が違ったり、仏事に合わせて応挙の襖絵に入れ替えるなんて。


「香り博」で立ち寄った松栄堂さん




駅を出ていい香りが漂ってきた



そして滞在中たまたま知った「香り博」で訪れた香りの老舗、松栄堂と薫習館、最寄り駅から既に良い香りが漂っていた。

文化が根付いてるってこういう事なのかな。



そしてロームシアター近くで食べたパンの美味しかったこと!


印象が180度変わった今回の京都旅なのだ。