ご質問をいただきました。
今さら絵本？？
なぜ絵本なのか？
絵本だと価値観の違いが分かりやすいのに対立が起こりにくいからです。
現実世界、人間だとお互いの違いを面白がる、認め合うのはなかなか難しいのではないでしょうか。
「普通こうだよね」とか「常識ない」となりがちではないでしょうか。
現実世界だと起きている事実は一つなのに人の受け取り方は様々で、誤解や対立が起こりやすくなるのです。
それを理解するのに絵本は便利な道具なのです。
大人が絵本を読んでもらうと色々な事が頭に浮かんで来ます。
聞いている一人一人違うことが浮かんで来ます。
同じ絵本を同じ場所で同じ時間に同じ人から聞いても、違う事が頭に浮かひます。
でも絵本だから「違うけど面白いね」
と言えてしまいます。
絵本という同じものを読んで、一人一人の受け止め方が違うことを理解して、違うけど面白いね、いいね、とお互いを認め合うことができたら、価値観が違う相手への見方も変わるでしょうし、相手に伝わるような言葉遣いに変わるのではないでしょうか。
自分と違う価値観があり、それも大事だと思うことは、実は自分の価値観を確認することにもなります。
自分はこういう事が好きだったのか、と普段気にしていなかった事に気が付いたりします。
小さな事でも、毎日の生活で「自分の好き」があるのは自分自身をいたわっているという事。
ご自身の「好き」を大切にして頂けたらと思います。
同時に相手の価値観も大切にしたいと思うのです。
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