中学受験ママコーチ 美月ゆりです。
先日、小6のお母様から、
「志望校の偏差値までまだ10の差があります。
いざ小6となり、焦り始めています」
というご相談がありました。
我が家も長男が小6の時に、
偏差値が10前後の差がありました。
春の面談で、さすがに焦った記憶があります。
ですが、その焦りを、
感情的に子どもにぶつけたところで、
なんの解決にもなりませんし、
むしろ心の距離が離れ、
親の応援を素直に受け取らなくなってしまいます。
もちろん、そんなことはお母様もわかっている。
でも、この焦りをなんとかしたい!
だから困っているんですよね。
焦るときこそ、
「今すぐできること」
に目を向けます。
手を動かした分だけ、
必ず力になりますから。
とはいえ、闇雲にやっていては意味がありません。
正しい努力をするからこそ、
結果がついてきます。
では、「今すぐできること」って何でしょう?
そう、まずは現状分析です。
「なんだ、そんなの既にやってるし!」
と思われましたか?
では、どのようにやっていらっしゃるでしょう?
実は現状分析には3ステップあります。
1 自分(親)が現状分析をする
2 お子様の現状分析(認識)を聞く
3 一緒に優先順位を決め、やりやすい方法を見つける
詳しく見ていきましょう。
1 自分(親)が現状分析をする
ここでも、3ステップあります。
①できていない理由を知る
お子様の学習中の様子によりますが、
宿題提出状況や授業態度に問題を感じている場合は、
「何に対してイライラしているか」
をまずは整理し、メモしておきます。
一方、宿題提出や通常授業で問題がない場合には、
模試の結果を中心に見ていきます。
わかりやすいのはミスしたところ、ですね。
・うっかりミス
・時間配分ミス
・思考プロセス状況
・理解不足
・基本知識不足 など
お子様の性格や教科ごとに、
傾向は見て取れると思います。
気づいたことをメモしておきます。
②できているところを見る
いろんな思いはあると思いますが、
ここを分析してイライラした後は、
教科ごとのよくできているところを見ます。
「そんなのない!」
「なかなか見つからないー汗」
と思ったとしても、
「あるとしたら?」
と見てみてくださいね。
これらの気づいたところをメモしておきます。
内容だけでなく、正解率や得点率、順位、
字の読みやすさなど、
褒められるものはすべて書き出します。
③塾の先生の見立て
面談としてまとめて時間を取ってもらうのでもいいですし、
お弁当を届けに行ったついでの立ち話などでもいいので、
教科ごとに最近の授業態度やお子様の成績について、
先生の意見をいただきます。
それを聞いたうえで、
お母様がみて感じたことをお伝えし、
それに対する先生の見立てを聞きます。
帰宅後それをメモしておきます。
①~③を、3の、お子様との作戦会議の時に
判断材料として使います。
一般的に、現状分析というと、
①をしてそれをお子様にすぐに伝える、
という形が多いと思います。
ですが、お子様は①だけをぶつけられても、
逃げ場がありません。
3で作戦会議をする時に、
順番があるのですが、
その時間を効果的な話合いにするための材料として、
②③が欠かせません。
なので、まずは①~③を揃えてみてくださいね。
2、3については、
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