不合格だったとき | イライラ・ガミガミママ卒業!中学受験を楽しくムリなく着実に♡「子が自ら勉強して志望校合格する方法」〜あげ母・コミュニケーション

イライラ・ガミガミママ卒業!中学受験を楽しくムリなく着実に♡「子が自ら勉強して志望校合格する方法」〜あげ母・コミュニケーション

「楽しく無理なくシンプルに」自立と成長と絆を育む子育てで、息子達が自ら中学受験を選び、開成、筑駒、麻布合格。2人共東大合格。中学受験をお考えのお母様に、「どんな子育てをすれば、中学受験で手をかけずに難関校に合格できるのか?」というヒントをお伝えしています。

 
入試が徐々に始まり、少しずつ結果も出始める頃、ですね。
 
我が家も長男のときに経験しています。
 
やはりがっくりくるし、何より悲しむ姿を見るのは苦しかった。
 
 
 
 
そこからどう立て直したか。
 
 
 
 
長男は、第一志望が12月半ばだったので、
 
慣らし受験がなく、すぐに結果に直面する状況でした。
 
結果は補欠合格で、繰り上げ待ちという、
 
宙ぶらりんな状況。
 
 
 
 
第一志望の学校は、全部で3回受けられるのですが、
 
長男が狙っていたのは全額補助の20人枠。
 
それに受からなければ、そこには行かせないという約束、
 
での受験でした。
 
 
 
 
繰り上がればラッキーだけど、
 
万一繰り上がらなかったら?
 
 
 
 
そこで私達夫婦は、現状を伏せて、
 
「落ちた」と長男に報告することにしました。
 
「受かった」という事実がない限り、
 
次の手を考えなければならないし、その場合、
 
変に期待を持たせては集中できなくなってしまうから。
 
そして何より、長男がどんな受け止め方をし、
 
どんな決断をするのかを見届けなければいけないよね、と思ったから。
 
これは私も夫も同意見、でした。
 
 
 
 
そしてどう対応するかを電話で擦り合わせ、
 
夫は長男に向き合うために、
 
仕事を早退してきてくれました。
 
 
 
 
学校から帰宅した長男に「僕受かってた?」と聞かれ、
 
夫が事実を隠して「落ちた」と告げました。
 
 
 
 
長男は大泣き。
 
普段穏やかで、あまり大きな声をあげない彼が、
 
声を張り上げて泣きました。
 
後にも先にもその時のみ。
 
少し緊張したとは言ってはいたものの、自信があったこと、
 
そして何より、第一志望がだめだった、という現実。(事実ではないのだけど(^_^;))
 
階下にいた私も、涙が止まりませんでした。
 
 
 
 
泣き声が少し落ち着いた頃、夫が
 
「どうしたい?」と聞くと。
 
長男は、
 
「行かせてください。そこじゃなきゃ行きたくない!」
 
と土下座したそうです。
 
 
 
 
夫は、
 
「わかった。でも、それでは最初の約束と違うよね。
 
そんなに行きたいなら、本気を見せてほしい。
 
パパが言う本気、ってのは、
 
あと2回の試験を両方トップ合格して、
 
上特待を取り、なおかつ麻布と海城も合格する、
 
というのが条件。
 
それができるなら、行っていいよ」
 
と、伝えました。
 
 
 
 
これも事前に擦り合わせていたこと。
 
長男が学校に行きたいという本気を見せたときの対応、でした。
 
結局、進学するのも受験するのも、本人だから、
 
本人の意思がなければ意味がない。
 
 
 
 
長男はすぐさま、
 
「やります!やらせてください!」
 
と答えたそう。
 
長男は本気、でした。
 
 
 
 
それからはクリスマス&お正月も返上し、
 
塾の先生ともタッグを組み、
 
夫が進捗状況など、ペース管理をしました。
 
 
 
 
ペース管理の目的は、寄り添う、あくまで安心感。
 
だから淡々と進み、褒める中心。
 
今回の結果は、うっかりによる失点によるものであり、
 
受かるだけの学力はあった、と伝え続けました。
 
 
 
 
第一志望校の2回目3回目を無事に終え、
 
ともに上特待をいただき、まずは第一関門クリア。
 
そして麻布、海城も無事合格。
 
長男の本気を、見事に見せてくれました!
 
あっぱれ!!です。
 
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「今度は私達親が約束を守る番、だから。
 
よくがんばったね、ほんとにおめでとう!」
 
と、お祝いしました。
 
そのときの長男の満面の笑みと、
 
やりきった感と、安堵の表情、
 
今でも目に焼き付いています。
 
 
 
 
本人いわく、上特待をいただいてから、
 
麻布入試までの2週間が一番苦しかった、と。
 
不安と絶対に行きたいという思いと、
 
特待で受かってるのに、という気持ちと。
 
 
 
 
でも、それも経験。
 
長男が挫折のあと、本気を出し、
 
自分のために必死でがんばり、
 
勝ち取る経験ができた。
 
彼にとって必要な経験、だったと思っています。
 
実際、繰り上がり連絡は残念ながらなかったので。
 
 
 
 
もちろん、合格後に事実はちゃんと伝えました。
 
そしたら、
 
「ありがとう。たぶん、補欠合格って言われてたら、
 
こんなに頑張れなかった」
 
と言われました。
 
 
 
すんなり合格していたら、親子共に大変な思いはしなくて済んだけれど、
 
挫折を味わう経験、
 
そこから切り替えて前を向く経験、
 
プレッシャーの中結果を出す経験、
 
子供をどう見守り、どうサポートするか、等、
 
この時期このタイミングでしか味わえない、
 
貴重な経験ができました。
 
 
 
 
親の対応次第で、失敗を失敗に終わらせず、
 
大金星、プラスαに持っていくことができる。
 
とてもとても濃い1ヶ月半、となりました。
 
 
 
 
「大丈夫。すべてはうまくいっている」
 
 
 
 
これは、私が大好きな、魔法の言葉、です。
 
そう、どんなことがあっても、すべてはうまくいっている。
 
そう信じることにより、新たな道が開けます。
 
 
 
 
この1ヶ月半、私達が気をつけていたこと。
 
長くなってしまったので次回書きます。
 
 
 
 
まだ始まったばかり。
 
受験生の皆様、保護者様、応援しています!
 
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それでも不安など感情に飲まれそうになったときは、
 
話してスッキリ、頭とココロを整理して、
 
軽くして行きましょう(*^^*)
 
 
 
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