2月に刺し始めた千鳥つなぎ、やっと完成させました


①、②はこちら↓
ウグイスみたいな千鳥つなぎ②
『千鳥つなぎ』…のような波千鳥柄には世間の荒波も一緒に乗り越えていく夫婦円満、家内安全の意味も込められているそうです






どうしても5月12日までに間に合わせたくて、隙間時間を見つけてはチクチク
旦那さまはお仕事だったし普段とあまり変わらない日でしたが、昨日は結婚記念日でした(*^^*)
この柄を選んだ時に一緒に買った糸は若草色みたいな緑と、夏みかんのような黄土色に近い黄色
私たち夫婦に例えて色を選びました
旦那さまは優しく包み込んでくれる温かい緑
私は明るく元気一杯の黄色

ウグイスみたいとタイトルでは書いていますが、どちらかと言うと菜の花みたいになりました
刺している間、頭の中のBGMは中島みゆきさんの『糸』
だから…
縦の糸は緑~♪横の糸は黄色~♪(笑)
何だか似たような色同士で、全体的にメリハリのない淡い感じに出来上がってしまったけど(個人的には濃い色で模様がハッキリの方が好き)
これはこれで私たち夫婦のようでそれでもありかな…と、
『どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語』
旦那さまと私は年が離れています
住んでいた国も、言葉も、環境も、共通の友達も違うけれど…
こんなに気が合う人がいるのかと驚くくらい何だか似ているのです
テンションや笑いのツボ、あうんの呼吸でお互い気づき合えるのも一緒にいてとても楽です
『逢うべき糸に 出会えることを
人は仕合わせと呼びます』
いろいろな人に会い、日々は流れていくけれど
ふと気がつくといつも隣にいてくれて、助けてくれていた一番近い人
夫婦だってケンカするし楽しい日々ばかりを送っているわけではないけれど…
そういうの全部ひっくるめて私は旦那さまに出会えたことが幸せです

千鳥つなぎは曲線も多くて綺麗に刺すのが難しかったけれど、それが人との出会いみたいで『糸』という歌にとても合った刺し子だと思いました
お庭では今年も旦那さまからもらった紫陽花がいきいき(わさわさ、笑)元気な蕾を膨らませています
