ローライダーSのスパークプラグとプラグワイヤーを交換しました。
結論:
効果も体感できて、コスパ高いカスタムです。
FXDLSのツインカム110エンジンが極低回転域の乗りやすさが増して、ミルウォーキエイトエンジン(MW8)に近づいた感じ。
オススメ度:
★★★★☆
(関連する別記事へのリンクを追加しました)
交換したのはこの、2アイテム。
スクリーミンイーグル パフォーマンス スパークプラグ
Screamin'eagle performance spark plugs pair
スクリーミンイーグル ファット スパークプラグ ワイヤー
Screamin'eagle phat spark plug wires
ケーブル色は黒、オレンジ、レッドの3色から、スポスタ系では選べないと言う理由で、レッドを選択
ダイナだからって差をつけようとしちゃって、我ながらいやらしいねえ〜
さて、派手な外観はこの際どーでもよろしい
これがまた、交換するだけで結構違いを感じるんです。
まずこの2つのパーツのもたらす額面上の効果なんですが、
プラグ → 強い火花が出せる
ワイヤー → 強い火花が適切なタイミングで出せる
ザックリ言えばこんなところ。
らしい。
で、ショップが盛んに進めるわけですよ。
曰く、
!これだけで4馬力アップします!!
てね。
まあ、ふーんてな感じで聞いていたわけですが、あとあとEFIチューンを考えているので、出来るだけの良いことはやって見ておくかなって気持ちでした。
正直、
4馬力の向上なんて体感するのは
絶対無理っ
って思ってますんで。
ところがギッチョンチョンで、馬力以外のところでハッキリと効果が感じられ、しかも乗りやすさに大きく貢献しているんですよ。これがまた。
具体的に言うと、
① アイドリング付近、エンジンパーシャルでの極低速域でスムーズさが増した。
② 低回転域、アイドリングの少し上からでもアクセルオンした時のノッキングが減った。
③ 発進時、クラッチミートが楽に。
以上の効果がありました。
いずれも、マフラーをノーマルからスクリーミンイーグルストリートパフォーマンスに変更した時(プログはこちら)にも感じた効果ですが、さらに良くなりました。
燃焼の一発一発が力強くなっていると想像しています。
渋滞に巻き込まれた時とか、アイドリング付近でトロトロ走っても全然ギクシャクしません。
使える回転域もさらに100回転下がり、1,200回転かそれ以下からでも、アクセルオンでついてくるようになり、その点でミルウォーキエイトエンジンにググッと近づいた感じです。
その辺りの回転数でアクセルオンすると、ガガッ ガガッ ガガッ て感じのノッキングが5回くらい続いてやっと加速開始してたのが、せいぜい2回くらいで収まり、ブルンブルンとダイナらしいエンジンを揺さぶりながらの加速がスムーズに始まります。
発進時のクラッチミートは、ちょっとアクセルを開けておけば、適当にクラッチつないでもオッケー👌という感じ。
総じて、ズボラなアクセルワークで乗れるようになり、ミルウォーキーエイトに近い鷹揚に乗れるエンジンになりました。
後日追記:
6速で1,300回転、60km/hで巡航もできるようになりました。低回転でエンジンドコドコと、ホント、ハーレーの気持ち良さ、ここに極まれり!という感じの走りができるようになりました。(詳細は、利根水郷ラインを走った時のこちらのブログへ)
ミルウォーキーエイトエンジンに関連するブログはこちらへ。
キッチリ燃焼しているということは、エンジン内の煤のたまり具合なども減って、長い目で見てエンジンそのものにもいい効果があるんじゃないかなと想像してます。
スパークプラグについては、純正以外でも強い火花を出すイリジウムプラグなどありますが、ではそういう純正外製品でも効果が得られるか?というと、少々疑問。
ハーレーのプラグについてはメーカー純正品が良いと思われ、その辺の話は以前のブログ、(こちら)メンテナンステクニカルセミナーをご覧ください。
ところで、このワイヤーケーブル、「phat (ファット)」と名前が付いてますが、多分、ノーマルのケーブル(7㎜)より太い10㎜なんでfatと掛けていると思います。
phat って、スラングで「イカした」って意味だとか。
自分で“イカす”とか製品名につけるかね、、ったく 🦑