画像は今日の京都新聞の記事である。

政治思想史の研究をしている将棋面貴巳は次のようにいう。

『五輪は、ナショナリズムを世界中にまき散らすという大きな問題をはらんでいます。』

『古代ローマにおける「パトリオティズム(愛国心)」とは、自由や平等といった市民にとっての「共通善」を重視する共和主義的な思想でした。』

『フランス革命以降、国民国家の形成過程で、それに国民の独自性にこだわるナショナリズムが折り重なってきた。』

『「日本を愛するのは当たり前」と思考停止に陥れば、同調圧力がのさばって中立的な人たちまでもが敵視されるようになる。』