南軍でも北軍でもなく 映画「ニュートン・ナイト」を見た。 原題は 「Free State of Jones」(ジョーンズ自由州)である。 大義なき南軍から脱走し、貧しい農民の財産を強奪する南軍に戦いを挑んだ男たちの話である。 チラシには自由軍500人対南軍100万人とあるが、100万人の南軍兵士が押し寄せたわけではない。また、「アカデミー賞最有力!」と言うわけではない。 映画冒頭の南軍の愚かな戦い方は事実ではないだろう。 映画「プライベートライアン」の冒頭のノルマンディー上陸作戦の凄惨さを思い出した。 この映画の上映館は少ない。残念である。