こんにちは、フクロウです。
これは未経験の不動産屋（不動産の知識・経験ゼロの男）が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。
読者様よりDMを頂きました。
「自宅の購入を考えているのですが、全く知識がありません。インターネットで調べても……恥ずかしながら、、、イマイチ理解できません。そこで住宅ローンのフラット35についてメリットやデメリットなどを簡単に教えてください！」
有難いDMです。
今回はフラット35について、メリットやデメリット、そして絶対に覚えておくことなどを説明させて頂きます。
コチラもチェックしてみてください！
フラット35とは？
「フラット35」とは住宅の購入や新築したりする人向けのローンです。
※他の金融機関で借りた住宅ローンの借り換え、一部リフォーム、増改築する人も利用できます！
フラット35は政府系住宅金融機関と民間金融機関が提携して行っています。
特徴は最長35年の全期間固定金利の住宅ローンという点です。
※資金の受取時に返済終了までの借入金利と返済額が確定するため、長期にわたるライフプランが立てやすくなるのです！
フラット35のメリット
【金利固定】
・返済計画が立てやすい
・保証料や保証人が不要
・市場金利が上がっても、影響がない
・審査が通り易い（一般的な住宅ローンでは転職1年未満の人は借りづらい）
フラット35のデメリット
・民間ローンより割高
・市場金利が下がっても、恩恵がない
・物件に条件がある（耐火、耐久、床面積など）
絶対に覚えておくこと
フラット35は投資目的は不可です。（投資用物件では利用できない）
※本人か親族が住むための物件を購入する場合のみ利用できます！
つまり、投資用物件に「フラット35」を利用したら不正利用となります。
重要なのは、居住実態がないことが確認されると……ローン残金の一括返済を求められます！
ハッキリ言いますが、自宅を購入した金額（数千万円）を一括で返済できる人は滅多にいません。
一括返済できない場合は「虚偽」として逮捕されるケースもあります。
不正利用から自己破産する方も増えております。
投資目的でフラット35を利用するのは絶対にやってはいけません！
フラット35を利用できない人
・過去5年間にクレカの分割払いなどで滞納した
・車のローンで引き落としができない
・年収が130万円以下
フラット35の借り入れ場所
・民間の金融機関
・銀行
・信用金庫
・信用組合など
まとめ
フラット35について簡単に説明しました。
今回書いたものだけで全てを理解するのは無理なので、最低限これだけは覚えておいて下さい。
特に「フラット35」のメリット、デメリットはマストです。
そして「投資用物件にフラット35を利用したら不正利用となる」だけは絶対に忘れてはいけません。
これから住宅ローン「フラット35」をお考えの方は、民間の金融機関、銀行、信用金庫、信用組合などで詳しく聞いてみて下さい。
その際に担当者に「団体信用生命保険」についても聞いてみましょう。
また以前も書きましたが、投資用物件に「フラット35」を勧めてくる悪徳不動産屋もいますが……それは犯罪なので絶対に断って下さい。
しつこい場合は警察や不動産協会に連絡しましょう。
