こんにちは、フクロウです。
これは未経験の不動産屋(不動産の知識・経験ゼロの男)が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。
空き家問題は今後も増え続けると言われています。
理由は大きく分けて2つです。
①高齢化社会が進む日本全体の問題で、団塊世代の相続が進み、空き家が急速に増加すること
②空き家所有者自身が空き家の管理や活用について問題を抱えていること
※詳しくはコチラ
空き家の分類
①売却用
⇒販売中の空き家
②賃貸用
⇒入居者を募集している空き家
③二次用
⇒別荘などの普段は人が住んでいないもの
④その他
⇒①②③以外の長期不在や取り壊し予定の住宅など
ちなみに日本政府は2025年に「④その他」の空き家を500万戸から100万戸抑制することを目標として掲げています。
ただ……現状として建物の解体数は年間約50万戸、新築供給が約100万戸なので、かなり難しい目標となっています。
「空き家」関連の資格とは?
そこで注目されているのが、空き家関連の資格です。
◆空き家管理士(一般社団法人 空き家管理士協会)
◆空き家再生診断士(一般社団法人 全国空き家流通促進機構)
◆空家空地管理士(特定非営利活動法人 空家・空地管理センター)
上記の資格は全て民間資格です。
国家資格のような独占業務はありません。
「空き家」関連の資格のメリット
・資格を名刺に記載できる
・空き家に関する知識が増える
「空き家」関連の資格のデメリット
・資格がマイナー
・お金が結構かかる(受講料、年間登録料など)
まとめ
個人的な感想です。
空き家関連の仕事の人は名刺に記載できたり、知識的にも取得しておいて損はないのですが、資格コレクターや他業種の人は無理に取る必要はないと思います。
私は不動産屋なので、「空き家再生診断士」が気になります。
空き家で悩まれている方がいたら、「空き家再生診断士」を持っていれば、少しは力になれそうな気がします(笑)
ちなみに「空き家再生診断士」とは全国にある空き家・空き地の活用、処分、維持管理、継承など所有者が求める条件に則り、継承・空き家・空き地を適切な形で処理していくための専門的知識を持った存在としてアドバイスを行うための専門資格です。
あと、一般の方が取得すると「空き家再生診断士」なのですが、対象国家資格(弁護士、税理士、行政書士、建築士、宅建士など)を持っていると「"認定"空き家再生診断士」となるそうです。
「空き家再生診断士」の資格者証はグリーン色ですが、「"認定"空き家再生診断士」はゴールド色らしいです(笑)
どんな違いがあるかは分かりませんが、ちょっと特別感がありますねwww