こんにちは、フクロウです。

 

これは未経験の不動産屋(不動産の知識・経験ゼロの男)が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。

 

 

 

 

女性の社会進出の影響もあり、約150万人の女性が一人暮らしをしている東京は「一人暮らしの女性が世界一多い街のひとつ」だと言われています。

 

そんな一人暮らしの女性を狙った不法侵入罪が後を絶ちません。

 

 

2018年にレオパレス21が企画した防犯プロジェクト「man on the curtain」をご存じでしょうか?

 

「Man on the Curtain」は女性を狙った住居侵入犯罪を軽減することを目的とした防犯施策です。

スマートフォンとプロジェクターを使って、動く男性のシルエットを室内から窓に投影することで犯罪者に大きなプレッシャーをかけ、犯行を抑止することを目的としているそうです。

 

男性の影には12パターンあるそうです。

掃除している、新聞を読むなどの日常的なものから筋トレ、バットの素振り、シャドウボクシングなどの屈強な男性系まであるようです(笑)

 

 

分かり易く言うと「Man on the Curtain」は映画「ホームアローン」で泥棒相手に使用した影のトリックに近い感じです。

 

 

つまり、「女性の一人暮らしじゃないよ、旦那(彼氏)がいるよ!」というのをアピールするツールなのです。

 

旦那(彼氏)が筋トレやシャドウボクシングをしていたら犯人も侵入を躊躇うでしょうが、室内でバットの素振りをしていたら……家庭内暴力など違う意味で通報されそうですwww

 

 

 

 

昔は「男性の下着をベランダに干すのが有効」だと言われていましたが、時代は変わってスマホとプロジェクターで動く男性を写すというのは犯罪者に大きなプレッシャーをかけて未然に犯罪を防げるかもしれません。

 

ただし……目印になる、女性なら遮光カーテンを使っているなどの問題点もあります。

 

 

 

個人的にはレオパレス21には界壁なしの集合住宅、施工不良物件、壁薄問題など負のイメージが強かったのですが、防犯力アップ製品の開発で良い方向に行くと良いですね。

 

「Man on the Curtain」はハッキリ言いますが、微妙です(笑)

しかし、これを機にもっと良い商品が開発されることを願っております。

 

 

残念ながら最近は日本でも犯罪が増えてきました。

特に女性の一人暮らしを狙った悪質な犯罪は増加傾向にあります。

 

・2階以上

・オートロック

・モニター付きインターフォン

・防犯カメラ設置

・窓にストッパーが付いているか

・ポストは施錠できるか

・周囲から見通しの良い環境に位置している

・裏口や非常階段に施錠してあるか

・ピッキングがしにくい鍵か(ディスクシリンダーではなくディンプルキーか)

・近くに警察や交番はあるか

・ポストやガスメーターにマーキングサインはないか(空き巣グループが狙っている)

 

これから一人暮らしをお考えの女性は上記のような防犯性の高い物件への入居をオススメします。

完璧な防犯対策というものは存在しませんが、万が一の事態に備えるに越したことはありません。