こんにちは、フクロウです。

 

これは未経験の不動産屋(不動産の知識・経験ゼロの男)が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。

 

 

 

 

不動産屋を開業したての頃は1日に5件ほど「売り物件がありましたらご紹介ください」という営業電話がありました。

 

しばらくして営業電話は1日1件あるかないかだったのですが、最近は1日5件に復活しましたwww

 

 

 

 

営業電話で必ず言われるのが「何でも買います!」「どんな物件でも買います!」なのですが、実際の買取価格は激安価格なので注意が必要です(笑)

 

しかし自社物件が契約不適合責任で手放したいなどの理由があるなら、価格は激安になりますがアリだと思います。

 

 

※契約不適合責任とは?

契約不適合責任は債務不履行責任のひとつであって、買主に売却した不動産の種類・品質・数量などが契約内容と合っていない場合に買主に対して売主が負う責任のことです

2020年の民法改正により「瑕疵担保責任」は「契約不適合責任」へと名称が変更になりました(法的性質や適用対象・範囲なども多少変わってます)

 

 

……まぁ、自社物件が契約不適合責任で手放したいなどの理由がある場合は、営業電話の会社よりも買取再販業者(最低でも3社)に査定してもらって、買取り額が一番高い業者に売った方が良いですけどね(笑)

 

 

 

ちなみに、この営業電話をかけてくる業者は片っ端から不動産会社に営業電話してきます。

 

不動産業界には「レインズ(REINS)」という国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピューターネットワークシステムがあります。

 

レインズから売りたい方、貸したい方の依頼に基づいて不動産情報を登録して、不動産業界全体が連携して買いたい方や借りたい方を探せます。 

また買いたい方や借りたい方には登録された最新の豊富な情報の中から最適なお住まいや不動産を探せます。

 

 

 

つまり、レインズで物件を見て電話をかけているなら問題ないのですが、営業電話をかけてくる業者はレインズに掲載している物件を見て電話をかけてきている訳ではないのです(笑)

 

インターネットなどで検索しているのか、何かしらの名簿があるのか分かりませんが、不動産会社に片っ端から電話しまくっているのです。

 

 

営業電話に対して、私が「現在は売るような物件はありません」と言うと、奴らは「わかりました~」と速攻で電話を切りますwww

 

 

しかし先日は「ガチャ切り」されたので、ムカついたので違う電話番号からかけました(笑)

 

 

私「いきなり切りましたよね?」

 

営業「どちら様でしょうか?」

 

私「今、話してた○○不動産ですよ」

 

営業「あ~、売る物件あるんですか?」

 

私「近々、売りたいというお客様がご来店されるので……」←嘘です!

 

営業「先程は急に切ってしまい、大変失礼しました。弊社はナントカカントカで……」

 

 

ガチャ。

……切っちゃいました(笑)

 

ちょっと大人気ないと自分でも思いますが、やられたらやり返さないとねwww

 

 

ということで、これから不動産屋の開業をお考えの方は「営業電話が来ても、まともに取り合う必要はない」と覚えておいてください。

 

もっと言うと、「営業電話は基本的に詐欺だ」と思っているくらいがちょうど良いのかもしれません(笑)