こんにちは、フクロウです。
これは未経験の不動産屋(不動産の知識・経験ゼロの男)が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。
不動産屋とはどのようなものをイメージしますか?
サザエさんに出てくる花沢不動産のような昔ながらの不動産屋、または駅前にある賃貸専門の不動産屋ではないでしょうか?
不動産に関わる仕事は大きく分けて「賃貸」「売買」「管理」です。
そして不動産屋は「仲介」をおこなうため、在庫を持たなくて商売できるのがメリットです。
売上げ(仲介手数料など)ー費用(人件費、経費など)=利益となります!
※賃貸仲介、売買仲介の場合
また自分で物件を所有していれば、ポータルサイトや紙媒体に掲載して、お問い合わせが入るのを待つことになります。
今回は賃貸の営業について。
私自身、不動産業界に入る前は「営業なんてやったことないけど……大丈夫かな?」と不安でしたが、近隣の不動産屋さんに聞いた話では「賃貸ならば、物件が良ければ特に営業はしなくても平気だよ」と言われました(笑)
言われて気付きましたが、その通りですね。
あまりにも酷い物件は営業のプロが接客しても契約成立できないことが多いようですが、良い物件はグイグイ行かなくても契約成立になるそうですwww
つまり、営業力を磨くよりも「良い物件とはどんなものか?」という感覚を磨く方が大切だと思います。
お客さんが最初に求めるものは3つです。
①家賃
②立地
③広さや間取り
①家賃
家賃は手取り収入の1/3が目安なので、そこから家賃の上限を決めます。
※毎月の生活費や固定費が高い人は手取り収入の1/4ほど
(例)
給料が20万円ならば、家賃の上限は約7万円
家賃設定を高くするとお部屋のバリエーションなど選択肢が増えるが、そこから家賃設定を下げるとガッカリするケースが多いので、家賃の上限は無理のない範囲で最初に決めておく!
②立地
物件のある周辺環境も大事ですが、交通の利便性も重要です。
(例)
駅から徒歩で何分か?
駅まではバス?自転車?
急行は停まるか?
乗り換えなしで職場(学校)へ行けるか?
近くにスーパー、コンビニ、病院はあるか?
立地条件は人によって異なるので、自分が必要とするもの(よく利用するもの)を最初に考えましょう。
③広さや間取り
一人暮らしなら20~25㎡が目安です。
ちなみに25㎡なら1Rや1K、45㎡くらいなら1LDKとなっています。
※地域によって異なります
最近はデザイナーズマンションも増えたため間取りなども様々ですが、結局1Rや1Kなら使いやすいのは長方形や正方形のお部屋です。
L字などのお部屋は玄関から室内が見えないなどの良い点もありますが、家具の配置が難しいです(笑)
間取りも使いやすさが一番です。
①②③をよく考えて、お客様にしっかりと伝えることが賃貸仲介では必要です。
ただ最終的にはお客さんが決めることなので、自分の意見を貫き通すと大変なことになりますのでご注意ください(笑)
つまり、その物件を自信を持って紹介することが大事です。
「お部屋を探して貸すまでが仕事」と考えている不動産屋はたくさん存在するので、貸した後(契約後)も親身に相談に乗ってくれる不動産屋を探しましょう。
ちなみに私はそのような不動産屋を目指しております!
……未経験ですがwww
未経験で不動産業を開業する方の参考になれば幸いです。