こんにちは、フクロウです。
これは未経験の不動産屋(不動産の知識・経験ゼロの男)が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。
住宅の購入は住宅ローンをいくら借りるかで決まってきます。
仮にその住宅が高額であり、住宅ローンで借入しても厳しい場合はもっと安い住宅を探す必要があります。
つまり住宅ローンでどのくらい借りられるのかが大切です。
この住宅ローンの借入額を決める際のポイントになるのが返済比率(返済負担率)です。
返済比率とは年収に占めるローンの年間返済額の割合です。
金融機関はこの返済比率を住宅ローンの審査でチェックしています。
返済比率が高い場合は融資が受けられなかったり、借入額の減額もあり得ます。
・返済比率が低い ⇒ 返済が滞るリスクが低い(余裕のある返済)
・返済比率が高い ⇒ 返済が滞るリスクが高い(きつい返済)
では返済比率の目安はどのくらいなのでしょうか?
⇒基本的には30%以下と言われています!
※金融機関によって返済比率は異なるので、詳しくは各金融機関に要確認!
返済比率=毎月のローン返済額×12ヶ月÷年収
【例】
・毎月5万円返済(年間返済額60万円)
・年収500万円
5万×12ヶ月÷500万=0.12(返済比率は12%)
※車のローン、クレジットカードのリボ払い、スマホ本体の分割払いなども年間返済額に組み込みます
◆民間金融機関の住宅ローンの返済比率(返済負担率)の基準
年収 |
100万以上 300万未満 |
300万以上 450万未満 |
450万以上 600万未満 |
600万以上 |
基準 |
20%以下 |
30%以下 |
35%以下 |
40%以下 |
※返済比率は30%以下が基本ですが、年収が上がると基準も上がる
基本的には返済比率は30%以下が目安となっておりますが、各金融機関によって返済比率の数字は多少変わってくるので、住宅ローンをお考えの方は融資をお願いする金融機関に聞いてみてください。
ちなみに住宅ローンは毎月の給料が振り込まれている銀行からの融資が原則となっています。