これは未経験の不動産屋(不動産の知識・経験ゼロの男)が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。
私が数ある職種の中から不動産業を選んだのには理由が幾つかあります。
1.在庫がない(仕入れがない)
2.少額資本で開業できる
3.利益率が高い
4.ひとりでできる
5.アナログな業界だった
これらが大きな理由です。
「1.在庫がない(仕入れがない)」
以前EC(通販)の会社をやっていましたが在庫を抱えるのは本当に大変でした。
たとえ単価が安くても、それを10,000個などになると相当な額になります。
不動産は買取再販など以外の仲介では自分で在庫を抱える必要がないので安心ですね。
「2.少額資本で開業できる」
保証協会に加入などで多くても200万円ほど、事務所の取得費、ランニングコストなども合わせても合計で500万円ほどあれば不動産屋開業は可能です。(自分ひとりで行う場合であり、従業員を雇っている場合は除く)
「3.利益率が高い」
売買→物件価格に対しての仲介手数料(3%+6万円+消費税)※物件価格が400万円以上の場合
賃貸→家賃の1ヶ月分
「4.ひとりでできる」
飲食店はひとりで営業するのは大変ですが、そこまで来客が多くないので不動産屋なら大丈夫です。(賃貸メインだと大変ですが)会社の中で最も高い経費は人件費ですから、どうしても人を雇うなら売上げが安定するまではひとりで頑張りましょう。
「5.アナログな業界だった」
今でも業者間の連絡はFAXです(笑)
メールができない不動産屋も多いらしく、ちょっと優位に立てるww
これは一例で、挙げればキリがありません。
上記のような理由にプラスして不動産が興味がある業界だったというのもあります。
最も背中を押してくれたのが「人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番! 吉川英一」という本です。
本の帯にある「医者や弁護士よりも簡単に儲かる!」
・実務試験は不要!
・四択のペーパー試験だけ!
・人脈やネットワークもいらない!
・他人のふんどしで相撲を取ればいい!
・時計はロレックス、車はベンツ!
私はこの帯に書いてある文章で「人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番! 吉川英一」を買って、不動産屋を開業してしまいました(笑)
不動産屋はこういう職業なんだ、こうやって収入を得ているんだというのが分かり易く書かれています。結構面白い内容なので不動産業に興味がある人はもちろん、興味がない人でも読む価値はあると思います。