未経験の不動産屋(不動産の知識・経験ゼロの男)が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。

 

 

今回は「保証協会への加入」についてです。

 

 

 

不動産屋を開業(一人で開業する場合)

 

①宅地建物取引士(宅建)

②事務所(自宅でもOK)

③法人設立(個人事業主でもOK)

④宅地建物物取引業の免許

⑤保証協会

 

 

不動産屋の開業まで結構長かったのですが、今回が「保証協会」になります。

 

 

宅地や建物などの高額なものを取引する宅地建物取引業者は、取引において事故が発生する場合に備えて、取引の当事者に対して損害賠償ができることが必要です。
そのために営業保証金1,000万円を法務局に供託することが宅建業法で義務づけられています。

 

 

1,000万円は高すぎます・・・

払えないから不動産屋は諦めるしかないのか・・・

 

 

 

大丈夫です!

 

・全日本不動産協会(ウサギ)

・全国宅地建物取引業協会(ハト)

 

どちらかの協会に加入すれば、弁済業務保証金分担金の60万円を支払うことで解決です。

 

 

 

ウサギとハトの違いは……特にありません。

強いて言えば、少しだけウサギの方が安いくらいです。

 

 

【全日本不動産協会(ウサギ)】

入会時費用:約150万円

年会費:59,000円

 

 

【全国宅地建物取引業協会(ハト)】

入会時費用:約170万円

年会費:60,000円

 

 

私が聞いた話では全国の会員数は「ウサギ=2割・ハト=8割」らしいです。

 

 

ちなみに私が加入したのは「全日本不動産協会(ウサギ)」です!

入会金が安いのもありますが、ウサギとハトのどちらが好きかと言えばウサギだったからですww

 

 

自分の好きな方に加入すればよいと思います。

どちらに加入しても業者間で物件のやり取りをするレインズは使えます。

 

そもそもお客さんは「この不動産屋はハトか?ウサギか?」なんて気にしていませんし、保証協会なんて存在も知りません(笑)

 

 

 

 

  保証協会加入に必要な書類

 

・入会申込書一式(協会のホームページからダウンロードします)

 

・都道府県知事に申請した宅建業免許の申請書の写し一式

 

・法人の印鑑証明 → (法務局)

 

・代表の印鑑証明 → (役所)

 

 

 

 

  申し込みから開業までの流れ

 

①事務所調査

 

②審査

 

③入会費用の振込み

 

④免許交付通知後に供託

 

⑤供託日翌日に書類発送

 

⑥各都道府県で免許交付後に営業開始

 

 

 

・・・実はこの保証協会加入の際にちょっと問題がありました。

それは次回書きますね。