未経験の不動産屋(不動産の知識・経験ゼロの男)が宅建試験に合格して、ひとりで不動産屋を開業して不動産屋のリアルをお伝えするブログです。
今回は「事務所の確保」についてです。
不動産屋を開業(一人で開業する場合)
①宅地建物取引士(宅建)
②事務所(自宅でもOK)
③法人設立(個人事業主でもOK)
④宅地建物取引業の免許
⑤保証協会
とりあえず①宅地建物取引士だけ済んだ。
宅建に合格してから、登録実務講習・登録申請・取引士証の交付まで完了しました。
(登録申請を待っている間にファイナンシャルプランナー2級・3級も取得)
では②事務所探しに進みます。
私は都内で探していますが、1Fの路面店は家賃が高いのでマンションの一室で考えています。
不動産屋なら1Fの路面店が良いのは当然ですが、最初はお客さんはまず来ないので特に問題はありません。
ちなみに東京都住宅政策本部によると自宅でも宅建業の申請は可能みたいですが、色々とルールがあるようです。
例えば、玄関から事務所となる部屋までリビングなどを通らずに行けるかなど(笑)
まぁ、そもそも使っていない部屋があるような賃貸マンションじゃないと難しい気もしますが…………。それに法人登記できるかどうかも確認しないといけませんね。
また知り合いから聞いた話によると、同業者には貸したくない不動産屋もいるようですww
「案内して下さい」と言っても「もうすでに申し込みが入っています」「審査中です」とか、気持ちは分かりますが……厳しいですね……。
ちなみに私の場合は感じの良い不動産屋が仲介している物件だったので、結構すんなり決まりました。むしろ「不動産業界へウェルカム」な感じでラッキーでした。
現在は無職ですが、新規開業するということで無事に保証会社の審査も通りました(笑)
マンションの一室なので不動産屋の感じはありませんが不満はありません。
部屋も真っ白で落ち着いた感じなので、机や棚なども白で統一しようかと考えております。
とりあえず事務所は確保できました!
次は法人の設立です。
〇ワンポイントアドバイス
不動産屋で独立開業をお考えの方にアドバイスです。
新規開業するため事務所を契約する段階では法人の設立ができていないはずです。
登記の本店所在地を事務所の住所にするため、最初は事務所を個人で契約することになります。
そこで気になるのが「会社名義で借りないと経費にならないのでは?」と心配になると思われますが、契約者がこれから設立する会社の代表者であれば問題ありません。
気にしなくて大丈夫です。全額経費で落ちます。
ちなみに事業所所在地が確定しないと法人の設立はできません。
なので最初は「新規開業する」と言って、個人(これから設立する会社の代表者)で借りましょう。
※この物件を借りるための「契約費用」は法人を設立するために直接要した費用となるので「創立費」になります
※ただし今後の毎月の家賃は日常発生するものなので「地代家賃」となります