東急株式会社と新綱島駅前地区市街地再開発組合は、6日から「新綱島スクエア」という商業施設を段階的に開放し始める予定です。この施設は新綱島駅と直結し、敷地面積は約3,890平方メートル、延床面積は約37,560平方メートルで、地上29階、地下2階の建物が立っています。



新綱島スクエアは、高層と低層の2つの棟からなり、低層棟の1~3階は商業施設、4・5階は「ミズキーホール」の名で知られる横浜市港北区民文化センターが入居します。一方、高層棟は「ドレッセタワー新綱島」という名称のマンション(総戸数252戸)と商業施設が併設されています。

商業施設は13店舗から成立ち、1階にはカフェ、ラーメン店、雑貨店、銀行など、2階には「東急ストア」のスーパーマーケットや調剤薬局が入る予定です。3階は「メディパーク新綱島」の名で、多くの診療科を提供するクリニックモールとなります。2023年12月6日に1・2階の店舗(調剤薬局を除く)が先行して開業し、「メディパーク新綱島」と調剤薬局は24年1月、4~5階の「ミズキーホール」は同年3月の開業を見込んでいます。

また、新綱島駅周辺では23年12月に綱島東線が開通し、同時にバス停も開設される予定です。これにより、「綱島」駅から発着するバスの約半数が「新綱島」駅に移行する予定で、これにより周辺道路の混雑が緩和され、乗換の利便性が向上する見込みです。