術後初めての検診を受ける。

凄くサラッとしたもので、軽く引く。

こんなものか。

患者は、この3ヶ月、モヤモヤした気持ちを抱えつつ、孤軍奮闘して来たというのに。

ま、結果オーライ。

画像にも血液検査の数値にも
問題無ければソレで良しなんでしょう

医者的には。

しかし本当に可動域にしか興味ないのね、この先生も。

歩様の確認しないんだね。

入院中も退院する日も、綺麗に歩けるようにリハビリ×2って、壊れたテープレコーダーみたく言ってたけど、実は、別に自分の手術した患者がきちんと歩けているかなんて、特別気にしてない。

パソコン見ながら、何ヵ月で杖外れたか聞いて、それを入力してオシマイ。

画像看て『骨も出来てきてますからね、脱臼の心配は、この状態からはマズ無いですから。どんどん動いて下さい。』とのこと。

今日も手術前に書かされた問診表を再度書かされた。

あれで術後の痛みの度合いやADLが回復しているかを確認しているんだろうとは思うんだけど。

口頭での生活動作に関する確認等は、一切なし。

あ、爪切りと靴下履きは自分で出来てるかは聞かれた。

でもソレ問診票に書いてあるはずなんだけど。

ちゃんと読んでないな…..…。

なんかね。流れ作業。

介護の仕事に関する動きで
心配なこととか
なに質問しても、軽くいなされるし。

んー、他の患者の様子も観察してて感じたけど、手術前の人には時間を掛けて診察するけど、退院した人にはアッサリ診察なんだね。

そんなものか。

でも術後1ヶ月検診も無くて、その間色々不安になることもあって、3ヶ月でやっと初めての検診だった私としては、アッサリし過ぎてて、正直、初めての検診でこの短さなら、次回の検診なんてもっとアッサリじゃない?と思うと、県外のこの病院までワザワザ7月に足を運ぶのが憂鬱になった。

なんか、医師に対する信頼が一気に削げた1日だった。

仕方ないかな、急がし過ぎるんだよね
きっと。

13時過ぎまで掛かってしまってたし。

でも患者は、爪切りとか靴下履きができるようになるっていう部分的なことだけで喜びを感じているわけじゃなく、マトモに歩けることで行動範囲が広がっていくことや、できる動作が増えて職場に不安無く戻れるようになるってこととか、ライフスタイル全体の改善と維持に喜びを感じているし、それを望んで、この手術を決断しているんだけどね。


私の医者は全然違うところを見てる気がして、なんかこの先生嫌だなと思ったし、もう何も質問しなくていいやと思った。レントゲンだけ見せとけばいいや。
話通じないと思った。


ケアプランの長期的目標を見てくれてないセンセだ。

短期的目標ぐらいは気にしてるか?

まあいいや。

仕方ない、整形外科だから

手術して麻痺や感染症が退院までに起きなければ、もうそこで医者としては殆んど気持ち的には主治医感失せてるんだと思う。

一番恐れてんのが麻痺なんじゃないのかな、あれが怖いから、何っ回も確認しに来るんだよね、動かしてみてって。


医者が心配なのは、ソノ2点だけなんでしょう。

私みたい、そこそこ若い方でリスクのある持病もなく、術後経過も良くてリハの進みも早かった優良患者は、医者も心配なしで気に留めることも見つからないってことなんだろう。

でもなあ、ここの病院のI先生は、ちょっと違う感じみたいだったから、あの先生に看て貰えてたら、また違ったのかなぁとか思ったり。

やっぱり病院じゃなく、医者で選ぶことが大事。

ここのリハは、ちとオザナリ感ありだし。

リハと執刀医の連携がイマイチ。

人工股関節の手術は、リハがしっかりしていて、尚且つ医師とPTが対当にガッツリ話し合えてる感じの施設で受けるべき。

医師がリハを口だけ推奨して軽んじてるトコや、PTが卑屈になってるようなトコはダメ。

どうせ県外なら、千葉のF病院で受ければ良かったと今は思う。

手術の件数が多くても、アフターケアが
薄いとこは……やめといた方がいい。

私が受けたこの病院は、リスクのある高齢者で、そこそこ筋肉あって、歩ける人の人工股関節手術受けるには良い病院だと思う。

長期間ビッコ引いてて、尚且つ若い人でリスクないなら、ここよりF病院のが良い、絶対。

あーぁ、寒いし疲れたし、なんだか気が抜けた1日だった。


明日から仕事に本格復帰。

動きにも荷重にも制限は全く無しらしいのでバリバリ頑張るぞ。