ある方が言いました。
『帯結びを教えてもらってるんだけど後ろでちゃっちゃと直されてはいOKって言われても、何をどうされたかさっぱり分からない。毎回直されるから正しく出来てないのは分かるけどどこが間違ってるか教えてくれない』
悲しいですね。その先生は『どう伝えたらこの生徒さんが理解できるか、一人で帯が結べるようにしたい』を考えていないのでは、と思わざるを得ません。
私が生徒の立場なら、分からないことを質問してその場で解決できないと不信感が湧いてしまいます。たとえ自分の理解力が低いことが原因であっても、やっぱり『先生』なんだから出来ない生徒にもわかるように説明してよという思いがこみ上げてきます。
後ろでやっているから分からないのであれば、目の前で見せてあげれば良いだけのこと。結び方の仕組みが理解できればあとは練習するだけなのでさほど難しくありません。教えることを面倒がると自分で直してさも生徒さん本人ができたかのように繕うだけの先生になってしまいます。結果、理解できずやっぱりできないまま、という生徒さんを産み出して『習ったけど着られなかった』というとても残念な声が上がってしまうのです。
どういうやり方で理解できるかは人それぞれ。教わる方が理解できるかどうかが一番大事なことなのでいつも『どう伝えるか』を考えます。
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