着物を着るということ | ニッポン人ですものキモノを着なきゃ

ニッポン人ですものキモノを着なきゃ

着物を着たり着せたり教えたりします

 先日、主人の会社の方が着付けをオーダーしてくださいました。お一人は外国の方。
 私も着物を着せてもらった時のことを思い出したりしました。肌着から一つ一つ身に着けていくうちに少しずつテンションが上がっていくのが分かります。着せている私もテンションが上がっていきます。

 だって、本当に可愛いのですわ。着る方は自身でも「やだ!かわいい」と思ってるわけですが、着せてる方もきちんと着せることができたり、とても喜んでくれている姿を見れるとものすごい嬉しいわけです。サイコーに充実感を感じられます。
 みんな着物をもっと着たらいいじゃんと思います。自分で着られなくても着せてくれる人はいるし、教えてくれる人もいる。

 ある人に、「どうして着物が好きなんですか、着物の何が好きなんですか」と聞かれてちょっと困りました。本心は「オシャレじゃん」だったから。
 着付けは、きちんと習わなくたって着られる人がいっぱいいるくらい「やればできる」ものだし、きちんと習えば、もっと素敵に着ることだってできる。私は不器用だったからちょっと習ったくらいでは全然綺麗には着られなかったけれど大半の人が『着物は着たいけど着られない』中で、さらっと普段に着物が着られるってオシャレじゃん。ワンピースだっていいしデニムだっていいけど着物もいいねって引き出しが増えるのってオシャレじゃん。
 
 着物が素晴らしいとか、伝統がどうとかっていう魅力から入ったわけじゃないから単純に『着物ってオサレだと思う』ってのもいいじゃん。