「南太平洋」は
2013年のシアター・ドラマシティと、
日本青年館での星組公演。
南太平洋と言うと、
昔映画で見たような〜ぐらいの印象で、
主人公の女性が
なんであんなオヤジに惚れるんだろうと
不思議に思っていた。
覚えているのは「バリ・ハイ」と
「ハッピー・トーク」の歌ぐらいのもので、ストーリーはほとんど忘れていたし。
あの頃のミュージカル映画って
歌の部分を
吹き替えしてあるのが普通で、
ラストシーンでも
男性が突然オペラ歌手みたいに
歌いだすもんだから、
見ているこっちは
思いっきり白けてしまった記憶がある。
だから油断していた。
最初に観た時に、、
魅惑の宵で
ノックアウトされてしまった。
なんて素敵なの💖
映画では
ただの中年オヤジだと
思っていたのに、
これはとびっきりの
ワンダフルガイじゃないか!
こんな人がいたらマジで結婚したい。
誠実で優しくてまっすぐで、
あ〜たまらない!
轟悠さんの男役は
男役というよりリアルに男性。
男の人の素敵なところを
ギュッと凝縮したような、
超男前なのよ。
轟悠さんの男役が
リアルだと言われるのは、
かっこいいだけじゃなくて、
男の弱さや
もろさもあるからだと思う。
それが魅力なんだよな〜。
なんかさぁ、
見てるこっちが
「大丈夫、私が支えてあげる💕」
って思っちゃうんだもん。
男兄弟に囲まれていたから、
男の人のことが
良くわかったのかなぁなんて、
勝手に想像をふくらませてる。
ラストの、
子どもたちの歌に続いて
エミールが歌うところもヤバイ。
宝塚の男役で、
オスカルみたいな
軍服が似合う人はいっぱいいるけど、
これとか、チェ・ゲバラとか
現代の、普通の、
勲章ビラビラついてない
軍服を着ていて、
あんなにカッコイイ人は
轟悠さん以外にはいないと
私は断言する(!)
もう何回も観ているけど、
明日もまた観てしまいそう(笑)
ちなみに、
ヒロインのネリー役の
妃海風さんは
ファン時代に
轟悠さんの追っかけも
やっていたんだとか。
そんな憧れの人と
同じ舞台で相手役するって
どんな気持ちなんだろうなあ。
嬉しいけど大変だったんだろうなぁ。
でもいいなぁ、
やっぱり羨ましいよ〜。