私は小学生の時、近所に住む某有名私立高校の英語の先生がご自宅で教えてくださっていた英語教室に通っていました。
とても発音がきれいな先生で、毎週とても楽しみに通っていました。
そして、いつしか英語というものに対してとても興味が湧き、ラジオの英語講座を自ら聴いたり、中学校に入ってからはその熱はさらに深まり、積極的に英検にチャレンジをしたり、英語弁論大会にも参加したり、もちろん学校の英語の時間はとても楽しく、当然家でも勉強をするわけで、正直成績も良かったものです。
英語は勉強というより、子供ながらに趣味の感覚でいました。
今思うと、言語、とりわけ音に対して非常に興味があったのだと思います。
幸いにも小さい頃からピアノを習うなど、音楽の教育を受けさせてもらったことも、言語(音)に興味を持った理由のひとつではないかと思っています。
私は自分が経験したそんな英語との出会いと、英語にのめりこんでいった思い出を沢山の子供たちにも体験させてあげたく、1998年、キッズイングリッシュハックルベリーを開校させました。
今では英語の必要性など誰しも知っておりますが、やはりその導入時期、導入方法などはまだまだ様々な意見があるのも事実です。
ひとつ言えることは、子供には無限の可能性があるということ。
それは、人生における可能性、能力における可能性、そして学ぶ自由。
ただ、学ぶ自由はあれど学べる環境にあるか否かはすべての子供たちに共通ではありません。
どうにかして、すべての子供たちにその環境を与えてあげることはできないかと毎日考え続けています。
そして、それが我々ハックルベリーエデュケーションの使命であり、存在理由であると考えます。
子供の英語教育に携わってもう20年以上が過ぎました。
数年前からは子供ばかりではなく、大人の方々へもそういった環境の提供を始めました。
先ほど述べたように、必ずしも全員の子供たちが、そのような可能性を追求できる環境にあるとは限りません。
しかし、大人になれば子供のころ叶えられなかったそんな可能性追及も、もしかしたらできる環境に変わっているかもしれません。
人生は生涯勉強です。
大人になっても、いや大人になったからこそ学びたいことも沢山あります。
私どもは、子供から大人まですべての人々の学びたいに応えられるよう日々精進して参ります。
この先も日本が世界で活躍できる国として誇り続けられるように。
合同会社ハックルベリーエデュケーション 代表 野浪寿昭