この沼は、水鳥の撮影スポットしては有名で、平日でも、カメラマンが結構いた。

撮影中や、移動ですれ違う時や、挨拶したときに、だいたいの人が「何かいましたか?」か、「今日は何もいませんね」と言ってきた。


はぁ?

いや、いや、ダイサギがいるだろ!


アオサギがいるだろ!

 

マガモがいるだろ!

 

カルガモがいるだろ!

 

セイタカシギがいるだろ!

 

スズメがいるだろ!

 

アカミミガメがいるだろ!

 

カワセミがいるだろ!ヒヨドリがいるだろ!ムクドリがいるだろ!イソシギがいるだろ!

ボソがいるだろ!ブトがいるだろ!ジョロウグモがいるだろ!ヒョウモンチョウがいるだろ!

なんなんだよお前ら!

何年も、何度もここで撮っていて、普段あまり見ない、その季節にしか来ない鳥や、渡りの途中で立ち寄る鳥や、迷鳥とかを撮りたいんでろうけど、気分悪いわ!

 

俺はあんな風にはなりたくない。

動植物の、いろんな表情を探しながら、そこに存在してくれていることに感謝しながら、撮っていきたい。

 

撮影はじめて2、3時間して、アオサギを撮影してたら、アオサギの後方にヌコ様が。
アオサギを狙ってるのかとも思ったけど、見た感じ可愛い顔つきだし、敏捷そうに見えなかったので、ヌコ様が襲いかかるも、アオサギが逃げるという面白い写真が撮れると思って、撮影してた。



アオサギに近づいてきた。


と、思ったら何かを見付けたみたいで、進路を変えた。


姿勢を低くしてゆっくりと土管?の方に近づいていく。



何を狙ってるのかここからじゃ見えないので移動。

カルガモが3羽いた。
どうやら、カルガモが狙いみたいだ。


猫が、マジでカルガモを狙ってると分かった時、まず頭に浮かんだのは、「迫力ある写真が撮れる!」でした。
そのことは、今思い出しても、とても恥ずかしい。


次に、「カルガモを助けなきゃ。」です。
デカイ声出せば、猫も、カルガモも逃げるだろう。


最後に思ったのは、介入しちゃいけない。です。
人間は食物連鎖の頂点にいるという人がいるが、人間は食物連鎖という環の中に入ってはいないんですね。
人間は、食物連鎖には入っていないんですよ。死んでも、誰かの栄養になったり、物理的に誰かの為になるわけじゃないんです。
食物連鎖のなかに入っていない人間が、そこに介入しちゃいけないと思った。
この写真のあと、また移動してる間に、カルガモは、狩られました。

 

上の写真を撮った後、2~3歩横に移動している間に狩りを行いました。目撃はしたけど、カメラは構えてなかった。不謹慎かもしれないけど、とても見事な狩りだった。正直、顔は愛らしいし、ずんぐりな体型だし、俊敏かつ正確な狩りをすると思ってなかった。是非写真に撮りたかった。

 

カルガモを重そうに引きずる猫を追いかけていくと、葦原の中に消えていきました。


カルガモは死に、猫は、生き長らえた。
だけど、判断は間違っていなかったと思う。
そこに、ヒューマニズムを持ち出しちゃいけないとつくづく思った。

カワセミ。

愛鳥家の間でも人気が高く、エメラルドブルーにオレンジ、差し色に白と、その容姿はとても美しく、獲物の小魚を狩る姿は素早く正確無比。水面スレスレに飛ぶ姿はとても優美。

ネットで検索すれば、そんなカワセミの姿はいくらでも出てきます。

 

ブログ主はひねくれものなので、そうじゃないカワセミの姿をアップします。

 

あれ?なんか苦しそうだな・・・

大丈夫か?

 

ん?喉の奥になんか見える・・・

それにしても・・・ブサイクだ・・・

ブサイクなカワセミ初めて見た・・・

まるで繁華街で吐きそうになってるオッサンじゃないかw

背中さすってやろうか?w

 

おっ!なんか出た!

 

はぁ?それってもしかして・・・

 

これ(銀杏)じゃないの?駐車場に沢山落ちてたよ。

クルマ止めて降りた時にイチョウの木の下だと気づいて、銀杏攻撃受けそうだったから、動かそうと思って乗り込む前に銀杏踏んづけてクルマ動かしたから、車内が大変なことに・・・

まぁ、俺のことはいいとして、君はまる飲みしたのか?

それは、小魚みたいに、簡単には消化しないだろ・・・

イケそうだからってがっつくなよ・・・

まだまだ若いな・・・フッ・・・

 

まだ違和感あるか?

ほんとその顔、夜中に繁華街で吐いてるオッサンか、飲み過ぎで朝、えづいてるオッサンだな・・・いずれにしてもオッサンだ!w

大丈夫。誰にも言わないから。

 

 

撮影中はペリットを吐き出したんだと思っていて、カワセミが飛び去った後、探したけど見つからなかった。

家でPCで画像確認中に気付いた。

それにしても、ブサイクだが美しい愛しの君~

 

 

何度か撮影に来ていて、カワセミの動きが分かってきた。

必ず立ち寄る場所も何ヶ所か特定していたんだけど、今までは他の鳥たちや、昆虫や、植物も撮りたいから、その場所にいなければ次の場所に移動しながら撮影してた。

でも、前回来た時に、特にお気に入りらしき場所を発見して(今までに何度も通り過ぎていた場所)、今日は待ち伏せすることにした。

↑この岩の上。

ここは、人が川岸歩けるようにコンクリートで作った遊歩道の脇で、10m横は、多くはないけど、散歩とかで人が通る。たまにこの池で釣りしてる人もいる。

以前、この池の対岸の木の上にいるとこを写したけど、この岩はその木よりずっと撮影位置に近い。

この岩まで7メートルぐらいか。岩の前にあった草や、ゴミ(持ち帰った)をどけて、雑草の中にカーキ色のカーゴパンツと、茶色の長袖Tシャツ、カーキ色の麻のワッチキャップという出で立ちで身を潜めた・・・・・・

怪しい・・・・・・たぶん。

 

10分ぐらいして、近くでモズの囀りが聞こえる。20mぐらい先に、いつもモズがいる木がある。そっちに行きたいのを堪える。

目の前を、「私を見て~!好きにして~!!!」とでも言いたげにアゲハチョウがゆっくりと通り過ぎる。ガマン。ガマン。

小僧と違ってオッサンは眼前の色香などに惑わされないのだよ。ワハッハッ!

そして、40分後、至福の時は唐突に訪れました。

 

おぉ~なんと美しい・・・

言葉が出ない・・・

鼓動が早くなる。

若い雄のようです。

 

もしも~し。後ろでご飯の魚が跳ねてますよ~w

 

今までのカワセミ撮影は露出で失敗してたけど、今回は概ねいい感じ。

 

カラスの鳴き声に反応して、威嚇ポーズ。

可愛いだけで、威嚇になってない気が・・・

 

ここは、どうやら狩りをする場所ではないようで、羽繕いをしたり、お尻を上下させてカニ歩きする、カワセミダンスをしたり、縄張り偵察の休憩場所のようだ。

たぶん、10分ぐらいいたんじゃないかな。

 

 

ネット上では、華麗に狩りをするカッコいい姿や、優雅に、滑るように水辺を飛翔する姿、愛らしくカワセミダンスを踊る姿を、よく見る。

今回は俺もそんな感じの写真をアップした・・・・・・・・

 

が、しかし!俺は君の恥ずかしい場面も撮ったのだw

普段あまり目にすることのないスクープ画像だ!

それは、次回のお楽しみw

 

 

 

カマキリさんです。

 

こっち見てるかな?

 

うぉ!完全に見てる・・・

若干・・・ 怒ってるっぽい?

近づきすぎ?

 

ひぃぃぃ~!

いきなり襲い掛かるなんて人でなし!話せばわかる!

人じゃないし、わからないですねw

 

いや、あなた、刃物持ってんだからむやみに振り回したら危ないって!蟷螂拳の使い手なのは、知ってるから。

それに格闘家の拳は凶器なんだぞ!