みなさん、こんばんは!

 

昨年4月に長野県佐久市に移住

したパラレルワーカー、内村広樹です。

 

「人の能力にそれほど差はない!」

 

よく言われる言葉です。

 

~人は脳の機能を3%しか使っておらず、

あのアインシュタインでさえ

9%程度だった~

 

とのデータもあるほど。


一方、研修という現場で様々な

ビジネスパーソンの方々と接していると

同じ会社に同じ時期に入った方々が集まる

研修なのに、
 

その中で行う演習の中で、

 

アウトプット(成果物や発表内容)

 

が大きく変わることがしばしばあります。

 

一般的な研修は、参加者である受講生を
何組かのグループに分けて進行していきます。

 

※4~6人くらいで1グループになり、

 様々なワークやディスカッションを

 行うといった感じ!

 

各グループに、

 

「こんなテーマで議論してくださいね!」

 

と講師がお題を出し、


各グループで対話したり、
内容をまとめたりしながらその後、

全体で共有するのですが

 

その際の、アウトプットに大きく差が

つくことがしばしばあるのです。

 

・・・そのグループに人一倍優秀な人が

いるのでは???

 

・・・その分野に詳しい人がいるのでは?

 

いろいろな要因も考えられますが

 

良いアウトプットを出しているグループには

 

ある共通点があります。

 

それは


グループの仲が良いこと

 

・・・仕事は遊びじゃないんだ!

 

といった声も聞こえてきそうですが

 

やっぱり、仲が良く遠慮せずにいろいろ

話し合っていたり、活発な議論をしている

チームの成果は高い。

 

そのように感じています。

 

『成功循環モデル』

 

という人材育成業界では有名な理論が

あります。

 

詳しくはコチラ
https://www.salesforce.com/jp/blog/2016/06/success-theory.html

 

要は成果(結果の質)を出すためには、

信頼構築(関係の質)を高めなければ

ならない

 

ということなのですが、私自身の仕事での

成功や失敗、講師として様々な研修に登壇

していると

 

本当にそうだな~

 

と思います。

 

となると

 

どのように「関係の質(信頼構築)」を

高めていけばいいのか?

 

と疑問が出てくると思います。

 

一言で、答えを出せる話ではありませんが

 

少なくとも、以下の3つのキーワード
があるのではないかと僕は思います。

 

■自己開示している

 

■「あなたの言動で私はこう感じた」という

自分の感情や「もっとこうしてほしい」

というリスクエストができている

 

■周囲の人への「興味・関心」を持っている

 

研修でたまたま一緒になった人だから、

ウマの合う人なら楽しくやればいいし、

そうでなければ我慢しよう・・・

 

と思うのか?

 

せっかく一緒になったのだからお互いに

とって良い場にしたい。何かの縁で繋がっ

ているんだ・・・・

 

と思うのか?

 

研修という一時的な場では

それほど大きな違いはありませんが、

 

実際のビジネス現場では大きな違いが

うまれるはず。

 

結局のところ

 

好きな人と好きなだけ好きな仕事ができる

 

なんてほとんどないわけだから

 

眼の前のたまたま出会った人に対して

 

どのような見方で接するか?

 

ということが大切だと思います。

 

決して自分を偽って相手に好かれよう


ではなく、

 

相手に興味・関心を持ち、

何か相手の良いところを

見つけてみることが大切だと思います。

 

諸説ありますが

 

人が出会う確率は人が一生の中で

 

■何らかの接点を持つ人:30,000人
■同じ学校や職場の人:3,000人
■親しく会話を持つ人:300人

 

世界の人口が約76万人だとすると

 

親しく会話を持つ人の確率は

 

2500万分の1

 

※ちなみに、宝くじで1等億円が当たる

 確率は2000万分の1だそうです。

 

話が飛躍してしまいましたが、

良くも悪くも

 

「目の前」に現れた人は自分自身に

とって何らかの意味がありそうです。

 

 

研修であっても、仕事シーンであっても
それ以外でも。

 

お読みいただきありがとうございました!