アメリカ到着★絶体絶命----『そんなのありかよ(前編)』?!(5)
そんな漫才を傍で聞いていたらしい、
一人のオフィサー(警官)が、
二人に近づき何かを言った。
ぱっと明るい顔になる二人の白人警官。
???なんなんだ?
すると二人は さっさとどこかへ行ってしまった。
残ったのは、この交代にのこったおっさんオフィサー!
にこっと笑った顔がどこかかわいい。
「アナタ ・ ドウシマシタ?」
ンン? 今の英語?何語?
「ワタシ ・ ノ ・---コトバ---・ワカリマスカ?」
えっえ~---ニ・ホ・ン・ゴ!(日本語)か~!
ガタンと椅子を倒して私は立ち上がり、目の前のオフィサーに
こう言った。
「イエス! サー! です!」
私は大きな身振りでお辞儀していた。
「オーケー!ダイジョウーブ!スワッテクダサイ!」
きっとうっすらと目に涙を浮かべていたに違いない!
皆さんは笑うかもしれないが---本当に心細いもんですよ!
さっきまでの地獄の気分はどこへやら。
私は、新宿の喫茶店にいるような気分で取り調べに答えるのだった!
地獄に仏ったぁ---このことだぁ!
★神さま! サンキュ★だよ~!
アメリカ到着★最初の災難!★絶体絶命----『ええ!留置所に入るの』?!(4)
■●▲分署---これが【おれ】がつれて行かれた警察署だ。
「Fuck you!」
おわ!いきなりなんだよ!---2人の警官に狭いパトカーから連れ出され
しかもやつら必ず片一方のやつが拳銃に手をかけている---やだねぇ~。
大人と子供ほどの体格差がある巨漢2人に両脇から挟まれて警察署のドアを通った直後だった。
「Fuck you!」
おいおい!誰に言ってんだ。俺じゃなさそうだ。なんだか勝手にほざいている。
どうも目が据わっている---あっこいつ「ラリッ」てるんだ。
そんなやつが他にもいた。
さすがロスのダウンタウン。
---て感心しているまもなく---書類の山になった警官の机に座られられた。
「 Hey! your name!?」(おい、名前は!?」
「アアア---アイアム・ジャパニーズ」と懸命に私---。
うんざりしたようにあきれたように二人は苦笑いして肩をすくめた。
「 Do you want to enter the lockup? 」(留置所に入りたいか?)
「ロックアップップ? 何ですそれ?」
腕組みをしていた方が、親指を「留置所」へ向けた!
ええ~!あそこに入るの?!
うそだろ!
☆誰かぁ!ヘルプ・ミー だよ!




