【仁の米国修業時代】『仁の家系』(俺の「ピース」)(3/6)
「いって~!」![]()
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俺はいきなり、トンファーでむこうずねを殴られた!
「あんすんだぁ~!クリキントン!」ヽ(`Д´)ノ
「No,I,m Chris!(ちがうよ、クリスだよ)」
「Tom,Are you really a ninja?
(トム、ホントに忍者なの?)」
「だ、から~! トムは忍者じゃないの! 武術者なの!」
「Buju・・・,No, a ninja is better.
(ブジュ・・・ダメ、忍者の方がいい!)」
「あのねぇ・・・」
「The ninja is cool. (忍者は、かっこいいもん!)」
「あ・・・そ・・・、でもね、俺は「忍者」じゃないの!」
「BOOOOO・・・」
クリスは唇をならして行ってしまった!
仁は、ジョン家の芝生の上で、すねをさすっていた。
「ハゥ~ン、キューン、キャォ~ン・・・」
そうかそうか、心配してくれるのは「ピース」おまえだけだよ!
「Pee-S, Are you hungry?(ピース、おなかすいたでしょ)」
奥さんのでっかい「ミルクビン」を見たとたん、
「キャン~♪」ミルクの引力はすさまじい!
「そうかい、そうかい!ピース君よ。」
みんなが寝しずまったあと、仁は、アパートの中で瞑想をしていた。
ピースはとっくにベッドで寝ている。
武術と聞くと、すぐ体術を想像すると思うが、仁の流儀は「観想」と『瞑想』を徹底する。
深夜、車のまったく通らない道路を、18マイル(約30km)毎晩走った。
家に帰ると、玄関ドアの向こうから・・・泣き声が聞こえる。
開けると、床にへたって涙目の「ピース」がいた。
「あ~バカだな、帰ってこないわけないだろ」
短い尻尾が、ばね仕掛けのようにプルプル振られていた。
シャワーを浴び、寝る前に、体中を流れる液体をイメージする。
そして、全身をその空想の液体が流れきったら・・・観想を解く。
今夜は、一緒に寝てやるよ!おいで---ピース!
翌朝、仁は、逆立ちをしていた。
朝起きて、まず「水」を浴びる。簡単な禊(みそぎ)だ。
そのあと、三点倒立を数分間。
呼吸を整え、ジュースを飲む!
さあ仕事へ出発だ!
「こ~い!ピース! いくぞ~!」
「キャン、キャン・・・」
玉が転がるように走ってきた、仁の足に体当たり!
「だっ大丈夫か?」
ピースはかぶりを振って、目をぱちくりしていたがなんでもないようだ。
犬ってすげーな!
ピースを自転車の前の籠に入れ、ジョンさんの家まで30分だ!
今日も、オレンジカウンティは、いい天気!
「行っくぜー!」
チリン・・・チリン!
自転車は、走るトレーニングマシン!気持ちいい!
でも雨の日はピースがちょっと悲惨だったけどね!
「アゥ~・・・ン」ブルブルブル・・・おわっピース、水が・・・水が・・・。
「Good Morning!EveryBody!」
元気よく、ジョン家へ行くと、
クリスの顔に青あざが!
事情を聞くと、年上の学生に殴られた・・・という。
警察と学校には通報したらしい。
学校は?
「わかった仁が送ってやるよ!」
「トム、頼めるか?」とジョンさん・
「OK!任せて!」
俺は、クリスを後ろに乗せた。
「ピースを頼みます」
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「Take care! Chris!(クリス気をつけてな)」
俺は、学校の入り口でクリスを見送った!
すぐに、ジョン家へ引き返そうとした。
すると、いきなり数人に囲まれていた!
「Jap 、 Go Home! (ジャップ、国へ帰れ!)」
あんだぁこいつら! まだ 8年生(中学生)くらいじゃない?
俺は、「ソーリー」と通り過ぎようとした!
バットで前輪を誰かが叩いた!
おいおい!
おれは強制送還「やだ」かんね!
「Excuse me, do you know propriety?(ねえ、君達、礼儀って知ってる)」
大切な自転車を叩かれて、おまけにジャップはなかろうぜ。
移民局にしれたら、ビザ停止だろうな~
とおもいつつ・・・
お~い喧嘩はよくないぞ~・・・と仁の良心は言っていた。
★お~い神様、ヘルプ・ミーだよ~!





