『これが大陸の砂漠だ~!げぇ!へびだ~ぁ!』(2/3感激編)』(20)
★ほっしぃぃぃぃぃぃ・・・だぁぁぁぁぁ・・・・!
「仁」・・・これは、すごいね!
空が・・・「真っ黒」だ!
いや、正確には、星の間に黒い空が少し見える!
「こりゃあ!日本じゃ見れないわなぁ!」
(この当時1980年は本当に空一面の星の川だった)
(1990代に再び行った時、近くのカジノの明かりで空は白んでいた)
天の川![]()
見とれてばかりは居られない。
テントを張って、食事の支度だ!
火をおこす・・・は仁の役目。
食事のしたく・・・はO君の担当。
「お~い!仁君できたよ~!」
O君の声が聞こえた。
拾えるだけの枯れ木を集めて、仁はキャンプに戻りはじめた。
いい匂いだった。
「O君、なんだいそれ?」
「わかんない!」
「わ・・・わかんないって、材料ぐらいわかるだろ?」
「わっかんない」
「はぁ?」
「だって、おれ英語苦手だもん!」
おいおい、なんだがわかんないもの食わせるのか~!
仁が、三脚の座椅子に腰をおろしたその時だった。
「おい、O君!動くな!」
「(もごもご)なんらよ・・・?」
こいつ~もう食ってら!
「いいから、動くな!」
ただならぬ様子にO君は「フリーズ」した。
砂の中で何かが動いた!
仁は、夜目が異常に利く。
「こいつだ!」
仁は、軍手を二重にはめて、一気に砂の中へ手を突っ込んだ。
O君が飛び退く!
仁は、更に別の動くものを数個みつけ、バンバンと石でたたいて回っていた。
「じ・・・仁くん。 へっヘビかぁ?」
「いや、ちがう」
軍手の中の感触を確かめながら、静かに立ち上がった。
「O君、豆が入ってたビンを貸して・・・」
O君がおそるおそる手渡した!
「ポン」
仁は,その中に何かを入れた。
「なんなんだよ」とO君。
「こいつがいたんだ!」
仁は、ビンの中の小さな生き物を火の明かりに照らして見せた。
めがねを直した「O」君が、後ずさった!
「これって!」
そう・・・サソリだ。
「ど・・毒あるの・・・?」裏返った声でO君は言った。
「あるけど、死ぬほどじゃあないよ。」
「じゃあ・・・」とほっとした表情をしたO君に。
「でも、とんでもなく腫れるから、刺されたら直ぐ病院へ行かないとね」
「ひ・・・ひぇ~」O君は傍にあったコーヒーカップの水を飲んだ。
全長は「10cm」くらい。大して大きくはない。うす黄色の体色だ。
ちゃんとテントをしめておかないと、時々枕の中に入り込む。
「ほ、ほ~ら!」
仁は、O君を怖がらせた!
「やっやめろよ~・・・仁・・・!!」
食事が終わったおれ達は、(サソリが居ないのを確認して)
固い砂の上に横になった。
二人で頭のてっぺんをつけて、足と足を反対にして、
はるか上空の「星空」を見あげた。
「ねぇ、仁君さ・・・」
「ん?」
「こうしてみていると、あれは空じゃなく」
「うん・・・」
「まるで地上の街明かりを,上空からおれ達が
見下ろしている気にならないか?」
確かにそうだ。
O君の言うように、まるでおれ達が空を飛んでいて
二人で街明かりを見下ろしている・・・そんな錯覚になってくる。
天の川は、おれ達『銀河系』の2本腕の星のあつまりが見えるもの。
奇麗だなぁ!
すっかり「満天の星」に魅せられて、いつしか夜もふけていった。
今夜はいい夢が見れるに違いない。
砂漠の夜は「寒い」昼間は、摂氏「50度」以上! でも夜は
20度を切る。 薄着ではちと寒い!
ウォールマートで買った、3人用のテントに入り、
それぞれが自分のシェラフの中に入った。
カサカサ!テントの外を何かが走った!
O君はサソリかと何度かはね起きた。
●気にしない,気にしない!
テントの中はチェックした。入り口のファスナーは締めてある。
●大丈夫、大丈夫。
では、みなさん、おやすみなさい!
明日は、いよいよ、砂漠最後の日、ロスに帰る当日だ。
テントの天窓のビニルから、夜空の星が見えていた。
いつの日があの星まで行ってみたい!![]()
そんな事を思いながら、仁はいつしか眠りに落ちた。
皆さん,お先におやすみなさい!
明日は、何が待っているのか!
神様だけが知っている・・・ってか~(´0ノ`*)。
★お~い、神様!おやふみぃ、だよ~!







