こんばんは。
広島大学病院乳腺外科の池尻です。
先日、医療者と患者さん・ご家族の間のコミュニケーションに関するワークショップに参加してきました。
乳がんの治療薬は、その他のがんと比べると選択肢が多く、どの薬を使うべきか悩むこともよくあります。
患者さんがその人らしく生きられる、満足度の高い選択をするためには、一人ひとりの希望や価値観を十分に聞く必要があります。
私は人と話をすることがあまり得意ではなく、いつもどのように話を進めようかと悩み、話をした後も『ああ言えばよかった』とか『こんなこと言うべきではなかった』とか一人反省会が終わらないのですが、
今回のワークショップで、患者さんの希望を引き出し、それをもとに治療を提案するための会話の型があり、経験豊富な先生方もその型を用いて話をされていることを知り、勇気づけられた会でした。
外来では一人の患者さんに割ける時間が限られているため、医師が全てを聞くことは現実的には難しいかもしれませんが、 もしかすると今後当院でも、型を用いた話し合いをさせて頂くことがあるかもしれません。