昨日、逆転勝利で首位キープに成功したファイターズですが、
積極的な若手起用に踏み切った栗山采配には驚かされました。

まずは先発捕手が高卒ルーキーの近藤健介。
この選手の良さはこれまで何度となく強調してきたけど、
熾烈な優勝争い中で、しかも投手がプロ初先発の森内、
この状況でプロで1試合しか先発経験のない19歳の捕手に試合を任せてきたとは脱帽です。
近藤は期待に答えて逆転劇の足掛かりとなるヒットを放ちました。

極めつけは8回裏勝ち越しのチャンス、
守備固めで入っていた中島の代打は4年目の杉谷拳士。
見事な決勝タイムリーで勝利に導きました。
速報を見てた鎌ヶ谷のファンも大喜びでした。

しかし近藤にしろ、杉谷にしろ、先日の谷口にしろ田中の離脱以降、上位打線に定着している西川にしろ、
栗山監督の思いきった若手起用は面白いし、実際にそれが成功している。
選手を育てながら勝つのはどのチームにとっても永遠の課題であるけど、
栗山ファイターズはそれが上手くいっている。