イースタン観戦レポート２８～9/16 利府VS所沢＠利府

Ｅ４－４Ｌ

イースタンでは初の仙台でしたが今回の遠征は本当に楽しかった。
１２時に仙台駅で朋孝党と合流してから８時半の電車で仙台を離れるまで、
楽しいことしかなかったです。

球場は地方球場みたいな感じで良かったし、
イーグルスファンの応援は非常に上品だし、チャンテは盛り上がったし、何より試合が素晴らしかった。
今日はフェスタで人が多かった僕らは芝生席からで配球などは分析できませんでしたが、満足度はかなり高かったです。

・利府先発戸村の熱投
今日は９回２アウトまで投げました。
序盤はストライクが入らず苦労しましたが嶋さんを打ち取ってリズムに乗った感じ。
低めを丁寧について連打を許さない安定したピッチングでした。
７回８回９回は、ばててきたのか高めに入ることが多く失点しましたが、
よく粘ったし、最後の力を振り絞って投げる姿には心を打たれました。
利府は過去に見た投手…４月、５月の菊池、７月の辛島なんかを見ても限界と思われる先発投手をこれでもかというほど引っ張ります。
最近は球数をしっかり管理すべきという考え方も常識となってますが、
期待の若手投手にはあえて勝敗が決するまで投げさせる方針はこのチームの良さだと思う。
また、投げきった戸村が降板する際のイーグルスファンの温かい声援がまた良かった。

・所沢２番手宮田
戸村とは対象的に所沢の平野は５回を待たず左の宮田に交代。
楽天打線の大半が左打者だったからかな？
そしてこの宮田がキレのいい球をストライク先行で投げていました。
まっすぐも変化球も良さげだが一度バックネット裏から見てみたい。

・やっぱり天才
イーグルスの榎本はやっぱり天才ですわ。
まだ線も細く、スイングスピードもものたりないですが、
ミートセンスが素晴らしい！特にバットに乗せるのがうまく、
力負けしてても技でヒットゾーンにもっていける。
彼の打撃は本当に見応えがある。

・林崎の守備
榎本の打撃も魅力的だけど西武の美沢や林崎の守備も安定感があっていい。
特に今日は林崎のプレーが際立ってました。ファールフライを追ってブルペンの段差部に飛び込んだプレー、
最後のサヨナラのピンチで一二塁間に抜けそうな打球に追い付き併殺を奪ったプレーは圧巻でした。

さて、今年はこれでイーグルスは見納めになりそうですが、
若手がたくさん育って一軍で活躍する姿を見れるのが楽しかったです。
岡島、定岡、岡島、西田、榎本、高堀、辛島、釜田、菊池…
数えきれないほどの若手が一軍に定着しました。
星野は大嫌いだけど若手の積極起用でチームを再建しようとする姿勢は尊敬できる。
楽天イーグルスは今年最も好感度が上がったチームかもしれない。

また、今日は帰り道で非常に礼儀がしっかりしている学生に会い、
駅では牛タン食べながら店員さんともある話で盛り上がったし。
もちろん肉厚な牛タンは旨かったし。
仙台自体が新たなお気に入りとなりました。