S0-2G

ロッテ浦和球場ではイースタンの優勝が決まり胴上げが行われたようですが、
すぐ近くの球場では地味~な試合が展開されていました。

この時期になると選手にとっては来年に向けたアピールが重要になってきます。
両先発の岸、徳山にとっては大事なアピールの場と言えます。

・川崎先発岸
支配下登録されてから初めて、また先発としても初めて見ました。
前回、いわきで見たときは独特のカーブが印象的だったのを覚えてますが、
今日は先発投手として投球術の高さを見せてくれました。
特に良かったのは右打者の攻め方。
外のチェンジアップとインコースまっすぐで緩急を使い、
左打者には外スラとインコースまっすぐの組み合わせが素晴らしかった。
追いこめば豊富な球種がさらに活きてくるので要所で三振も取れた。
捕手の市川も投手の状態と相手打者のリアクションを良く見ている。
ちょうど岸くんには個人的に用事があったので接触を試みたが、
バスが警備員に包囲されていたので断念、次回は鎌ヶ谷かジャイアンツで再挑戦しよう。

・戸田先発徳山
1ヶ月前に見た時には球に力があり、低めに集まってたので楽しみにしてましたが、今日はイマイチ。
球が高くて甘いコースをことごとく打ち返されてました。
やっぱり空振り取るような球質じゃないので低めに集めないとね。
まあそれでも6回2失点にまとめたのはたいしたもの。

・川崎2番手土田
前回、先発で見たときはパッとしない印象でしたが、
リリーフではなかなかスピードがあって、スライダーもキレてました。
まあ相変わらずストライクボールがはっきりしていて四球連発でしたが、
なかなか面白いものを持ってるなという印象。
投手育成が優秀な川崎がどのように育ててくるか、注目です。

・川崎のストッパー一岡
ようやく見れましたがやっぱり速いねぇ。
どちらかと言えば、コントロールはアバウトでもストライクゾーンめがけて思いっきり投げ込んでくるタイプ、
二軍レベルの藤本などは余裕で力負けしてました。
フォークも高めから入ってきたのが見逃し三振になるんだから落差もすごいんだろうね。
今日は8球で三凡、さすがやね。

今日は打線がイースタン屈指の戸田と、投手がイースタン屈指の川崎、
どちらに軍配が上がるか注目してましたが、今日は川崎の完勝。
よってトピックスは全部投手になりました。