こんにちは!
本日は高1・2生向けと受験が終った人向けの3月の勉強法紹介です!
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前回に引き続き2年の横田です。3月の勉強について紹介します。
【高3・浪人生など受験生向け】
まず、後期受験がある人は、過去問に取り組むくらいはしておきたいです。
後期入試はどの大学も倍率は高いけれど、合格や浪人を決めた人が多く欠席することもあり、充分合格の可能性はあるので頑張りましょう。
次回のブログは後期を受ける人向けの対策についてなので、ぜひそちらも見てください。
また、一橋では入学後も数学と英語が付きまといます。
僕の所属している経済学部では数学の単位を取ることが必要なため、自由な時間があるうちに準備しておいてもいいかもしれないです。
数学Ⅲの微分積分を一通り学習しておくだけでも充分ですが、意欲のある人は大学の微分積分や線形代数の勉強を進めてしまいましょう。
英語に関しては、TOEFLのテストをすぐに受けさせられるので、英語力に自信がない人は対策しておきましょう。
また、英語についても意欲のある人はTOEFLやTOEICについての情報を集めて学習を始めてもいいです。
ここで注意したいのが、参考書などを買うだけ買っても放置しがちになってしまうので早く勉強を習慣化しておきましょう。僕のTOEFLの英単語帳は新品のまま本棚にあります。
大学に入ってから、勉強を習慣づけていないとあっという間に単位を落としてしまうので気をつけましょう!
【高1・高2生向け】
来年一橋を受験する人は、まず過去問を解いてみましょう。
ある程度基礎が固まっていたら解ける問題も結構あるので自信がつくと思います。まだ受験まで時間がある人も、教科書や参考書を見ながらでも問題に取り組めば力になるはずです!
軽く勉強法についても触れたいと思います。
まず、一橋をはじめとした文系大学合格に最も必要なのは英語です。
一橋の英語はそれほど難解な単語や構文は出てこないので、学校で使った教材や有名な参考書をやっていれば、そこまで苦労せず過去問にも挑めると思います。
単語帳はユメタン1、2、鉄壁、速読英熟語を何周もしました。
他には学校で貰った文法書や問題集、英文解釈の技術100などに取り組みました。
また、リスニングが個人的に苦手だったのですが、参考書のリスニング用CDを使って毎日英語を聴くことで最低限入試に対応できるようにしました。
商や経済、SDSを志望する人には数学も重要です。
まず出題範囲の教科書レベルの問題を完璧にしましょう。
その際、公式などはなるべく意味から理解し、導出までできるようにしましょう。
例えば、三角比について理解していれば余弦定理もわかり、余弦定理を理解していれば、加法定理も導出できる、加法定理を知っていれば倍角・半角・和積・積和の公式も芋づる式にでてくるなど、ただ公式を覚えて使うのと理解しながら使うのでは定着度も応用のしやすさも段違いです。
教科書レベルの問題を解けるようにしたら、入試頻出レベルや苦手分野に取り組みましょう。
僕は「1対1対応の演習」シリーズや「ハッとめざめる確率」に取り組んで一橋頻出分野の学習を進めました。
次に過去問に挑んでも大丈夫ですが、実力がついているか確認したかったり数学でアドバンテージを稼ぎたかったりする人は、入試で差がつくレベルの問題にチャレンジしましょう。
僕の場合は、「文系数学のプラチカ」や東大数学の過去問をやってから一橋数学を30年分くらいやりました。
一橋の国語はある程度の読解力があれば過去問で形式を確認するくらいで十分なため、学校の授業で基礎を身につけて共通テスト対策をするのが大切です。
いきなり過去問をするのが不安な人は「現代文キーワード読解」や「近代文語文問題演習」がおすすめです。
社会は癖が強いので注意が必要です。
少なくとも社会科目を頼りに勉強すると、奇問悪問が出た時に不利になるので危険です。
僕は世界史選択だったので世界史について話します。まず、高3になるまでに通史を一通り終えておくべきです。
教科書でインプットし、簡単なレベルの問題集や単語帳でアウトプットすると理解が進むと思います。
僕は学校で貰った東京書籍の教科書と別に帝国書院の教科書を買ってインプットや記述対策に利用しました。
僕の使っていた東進の一問一答は一橋や私大のマニアックな問題にも対応できるからおすすめです。
センターや共通テストの過去問・模試で安定して8〜9割以上取れるようになったら「世界史論述練習帳new」で本格的な論述練習を始めましょう。
この参考書は単元ごとでなく、論述パターン別で構成されており、他の参考書とは違った視点で問題に取り組むことができます。
また、別冊に単元ごとでの小論述の問題と解答がたくさん書いてあるため、教科書などを参考にすることで知識の論述用アウトプットも行えます。
また、著者の運営する「世界史教室」というサイトも論述の精度を上げるうえでためになります。
ある程度自信がついたら、東大や京大、筑波大の世界史の過去問で論述練習をしましょう。
東大などは模範解答も多く存在し良問も多いためいい練習になると思います。
僕は東大と一橋の世界史をそれぞれ30年くらいやりました。入試まで時間がない人は一橋だけでも大丈夫ですが一橋は教科書レベルの知識では対応できない問題もあるので、論述問題を解いた際に学校の先生などに添削してもらいアドバイスを受けるといいでしょう。
また、地理の知識があると入試で有利になることがあります。
今年の世界史のように近現代史が出題されることはよくありますが、普通に世界史の勉強をしているとあまり現代史の問題と出会うことが少ないため知識不足のせいで答案を作ることが難しいときがあります。
そんなとき地理の知識で無理やり答案を埋めて白紙を避けるといったテクニック?もあります。
実際に入試で無対策だった(本当はよくない)近現代の中国について問われた時に、地理の授業で習ったことをテキトーに書いてたらなんとか400字埋めることができました。
一橋大学は合格までは大変ですが受かってからは比較的他大学より自由な時間も多いので、自分に投資するつもりで今頑張りましょう!
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ありがとう!!
高1・2生の皆さん、今の時期をどう過ごすかで1年後の未来が変わってきます。
みなさん頑張りましょう!