こんばんは!本日もブログを見てくださりありがとうございます!!
まずは受験生の皆さん、一橋模試お疲れさまでした!この時期の結果はどうであれ、いい意味でも悪い意味でも本番の結果はひっくり返ることが多いです。HUBCでもこの模試で結果がE判定だった人が現役で受かったという例もあります。月並みですが結果に一喜一憂することなく勉強頑張りましょう!不安な気持ちは勉強することでしか解消できないです!模試の復習は忘れずに!!
そしてイベントに参加してくださった皆さんありがとうございました!これからも受験生応援イベントを開催しようと思うので、こういう話聞きたいとかこういう先輩と話したいとかあったら気軽に教えてください!!(twitterの質問箱やブログのコメントで教えてください!)
前置きが長くなりましたが、今回書いてくれたのは商学部のたかいししほりちゃんです!特に商学部を志望している皆さん、商学部の実態を見てみてください!!
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こんにちは。ボート部1年の高石です。
今回は一橋大学商学部の1年生が春夏学期に受ける授業について紹介します!
皆さんは商学部と聞いてどんな授業があると思いますか?今思うと私は高校生の頃、正直あんまりよくわかっていなかったです。特に経済学部と何が違うんだろう、と思う人は多いんじゃないかなと思います。そんな風に世間にはあまり実態が知られていない商学部ですが、様々な魅力があります!志望校選び、志望学部選びに困っている人はぜひ参考にしてみてください!
①必修の授業
商学部の1年生は商学部導入科目という5つの必修授業があります。その中で春夏学期では経営学入門、ビジネス・エコノミクス入門、会計学入門の3つを受講します。また、そのほかにも一橋の商学部で一番特徴的な授業である導入ゼミがあります!
経営学入門
経営学入門で学習することは主に経営戦略論(言葉のとおり、ビジネス戦略の理論です)と経営組織論(こっちは会社を円滑に運営するための理論)の2つです。ちょっと難しそうだな、って思いますよね。その通りです。いろんな専門用語が出てきて内容も理論的なことが多いです。しかし、先生が授業内で出してくださる企業の例などがあるおかげでこの理論が実際どういう風に役立つのかがよくわかるので、授業を受けていくうちに興味が湧いてくる人も多いと思います!
ビジネス・エコノミクス入門
ビジネス・エコノミクス入門は商学部というより、経済学部の授業の一部という感じです!ミクロ経済学という消費者や生産者の行動を分析する学問の縮小版(らしい)です。分析するという言葉どおり、いろいろな関数が出てきます。正直、数学です(笑)。しかし、ただただ言葉で学習するのではなく、数値になって目に見えるのである意味経営学とかよりわかりやすいんじゃないかなと思います!
会計学入門
会計学入門はその名の通り、企業の会計について学ぶ授業です。春夏学期の3つの導入科目の中で一番実践的なことをやっているような気がします。なので、筆者は(課題のことを考えなければ)一番この科目が好きでした!課題の量は先生にも担当の先生によりけりだとは思いますが、ちょっと重めかもしれないです。ですが、しっかり授業受けて勉強すれば簿記3級もとれるようになるとか言われています!
導入ゼミナールⅠ
一橋大学商学部の最大の特徴は何といってもゼミが入学から卒業までの4年間、ずっとあることです!そのはじめの一歩である1年の春夏学期のゼミが導入ゼミナールⅠです。ゼミというと特定のテーマに沿った研究や話し合いなどを思い浮かべるかもしれませんが、導入ゼミでは先生から指定された本を読んで要約やレポートを書き、みんなで話し合いをします。通常の対面授業では1つのクラスに40人近くいることが普通であるのに対して、導入ゼミには15人ほどしかいないため、ゼミ内の人と話す機会がたくさんあります。ある1年MGによると、導入ゼミの魅力は、「1つの本を輪読し、実生活と比較して当てはまるところについて自由に話し合った。グループワークではゼミの人とひとつのテーマについて話し合っていたので仲良くなれた。」ことだそうです。ゼミのおかげでさらに充実した学生生活を送れること間違いなしです!
②その他の受けておきたい授業
一橋大学商学部では、進級・卒業するために数学と外国語科目をとらなければなりません。外国語科目はみんな各々好きなものを1~2個とるという感じですが、数学はだいたい同じものをとります。ここでは、商学部の1年生のほとんどが春夏学期にとる数学2科目を紹介します!ビジネス・エコノミクス入門もそうですが、文系なのに数学とらないといけないの、と思うひともいるかもしれません。しかし、数学の知識があるとその後の商学部の授業にもすごく役立ちます。
微分・積分I
皆さんは高校の数学Ⅱ・Bで微分・積分を学ぶと思います。微分・積分Iはその延長線上にあるといった感じです。数学Ⅲの範囲から授業してくれるので、数学Ⅲやったことないという人でも大丈夫です!そうはいっても内容はもちろん難しいです。ちょっと予習しておくと理解しやすいかもしれません。筆者はもとから積分が苦手だったので、少し大変でした(笑)。不安になるようなことを書いてしまっていますが、一橋大学の入試の数学を解いてきたならきっと大丈夫です!
線形代数I
微分・積分とは違って、線形代数って名前だけだと何するんだろうと思う人も多いと思います。高校数学の中で似ているものをしいて言うなら数列に近いような近くないような…といった感じです。整数や数列の分野が好きな人はけっこう好きなんじゃないかなと思います。高校数学にはないものだからこそ、新鮮で面白いと思います!
③PACE
PACEは英語の授業で、商学部に限らず1年生は全学部必修です。1年生には高校までと同じようにクラスが1クラス40人ほどで割り振られているのですが、PACEはそのクラスをさらに半分に分けたメンバーで授業を行います。PACEは入試の英語の点数で決められたレベル別になっていて、クラス番号でレベルが分かります。クラス番号が1なら発展+、6n+2なら発展、6n+1なら基礎強化、その他の番号は標準です。このレベルによって授業で扱われるテーマは変わってきますが、どのクラスもスピーキングが中心で授業中は英語だけで話すのは同じです。英語だけで話すなんて自信ない人もいると思いますが、大丈夫です。筆者もそうでしたが、やっているうちに慣れました。週に2回授業があるのでPACEが同じ人とはとても仲良くなれます!
まとめ
長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか。紹介してきたように商学部には独特な授業が1年生のころからたくさんあります。1年生はたいてい週に11~12個授業を受けるのですが、ここまで見てきてわかるように、商学部の1年生は必修だらけで紹介した授業と外国語科目を受講すると他に自由に受けられる授業は1、2個しかありません。授業選びの自由度は低いですが、その分自分で時間割をあまり考えなくてもよくなります。面白い授業が盛りだくさんの一橋大学商学部を選んで後悔することはありません!ぜひ一度一橋大学商学部に入ることを検討してみてください!
▼▼西講義棟(導入ゼミで1年商学部全員が使う建物)
▼▼西本館(商学部の受験会場)
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しーちゃんありがとう!商学部志望の人はこれ見てモチベアップにつなげてくれたら嬉しいです!!
*来週火曜日は経済学部の必修授業とおすすめ授業の紹介です!経済学部志望の皆さんはもちろん、他の学部志望の方もぜひみてください!
そして次の金曜日は教科別過去問開始時期と苦手科目対処法です!気遣いできてモテると噂のくぼじゅんが書いてくれます!今週もありがとうございました!!次回もお楽しみに!