こんにちは、中新田です。
今回で冠模試復習法は最後になります。今回は社会編ですが、筆者は世界史選択だったため世界史の話がメインになります。日本史選択の方には活きる部分があるかなと思いますが、地理・倫理選択の方はごめんなさい。

社会

歴史は基本的には暗記科目です。ですが、覚えてることをつらつらと書けばいいわけではない、というのが論述です。あくまで覚えていることは前提で、問われていることに対して自分の知識の中から必要な要素を抽出し、それを使って論理的に説明するのです。
なので、冠模試の復習以前に共通試験レベルで8-9割取れないようではまだまだ土台が緩いので、まずはそこから補強していきましょう。

※以下、最低限の知識がある前提で話を進めます。
まず自分の答案を見返してみましょう。
一橋の世界史は400字3題ですが、字数ギリギリまで埋められているでしょうか。(国語と同様に400字じゃ足りないという感覚が理想です)
また都合の良い歴史を作り上げていないでしょうか。(よくあるのが書かなくていい年号を書いて、間違えるってやつ)
あと、最も重要なのが、「問われていることに答えられているか」ということです。(どの科目でも言えることですが、特に!!)問題に答えるというのは、構えられたキャッチャーミットにパシッとボールを投げることです。そのためにはまず、キャッチャーがどこにボールを要求しているかを把握する必要がありますよね。
よくありがちなのが、なんとなくとりあえず知っていることをバーッと書いてしまう解答ですが、的を外していれば当然加点対象ではありませんし、そこで変に間違ったことを書けば減点ですし、いいことありませんからね。
時間制約のある中で、そしてプレッシャーのかかる中で、正確に記述する、というのはなかなか難しいもので、見返してみるとなんでこんなミスしてるんだというものが意外と出てくるものです。そこをまずは修正していきましょう。

それができたら、もう解答解説見ちゃいましょう。それで自分の解答には何が足りなかったのかを確認して、知らなかったこと、覚えきれていなかったことはその場で覚えてしまいしょう。そして、教科書、参考書なども使いながら、しっかりと周りを固めていきます。

それで最後自分の中のベストの答案を作りましょう。次に似たような問題が出た時に、そこらへんの流れや要素を漏らさないようにするわけです。
極端に言えば、覚えてしまうくらい復習するといいと思います。
特に過去問は問題みたらパッと解答書けるくらいが理想です。一橋の世界史は大体出る範囲が決まっているので、必ずその周辺がきかれるわけです。こういう言い方は好きではないですが、やっておけばコスパはいいわけです。


はい、これで以上になります。いかがでしょうか。
どの科目の復習も至極当然のことを言っているだけで、退屈だなぁと思っていても実際やってみるのは難しいはずです。
まぁどれも完璧にやろうとせず、自分の状況に合わせて柔軟にやってください。満点を狙う人、合格最低ラインを狙う人それぞれいるでしょうからね。


共通テストが近づいてきてますが、まぁ適度に焦りつつ、気持ちにゆとりをもって取り組んでください!では、また。



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