おつかれさまです。4年の武富です。
戸田に1か月ぶりにインしたら強化週間だったらしく、1年生のシフトを見守る係をしています。私たちが1年生の時に、最上級生の先輩に見守られながらシフトをしていたあの1週間を思い出して心がぐっとなりました。
おばた紹介ありがとう!
最初で最後の3週間シフトだったけど、花火見れたしアイスたくさん食べたし、何よりも壮大な自然に囲まれて二度とない夏を過ごしてきたよ!
インカレ終わったら手持ち花火しようねー!
「過去を輝かせるか暗いものにするかは未来が決める」
これは7年くらい前にXJAPANのYOSHIKIが金スマで話していた言葉です。
メンバーの死を経験したYOSHIKIはその過去についてそう表現していました。
この言葉は特に部活で過ごした3年間、私の支えになった言葉です。
私はこの部活で過ごした3年間に後悔はないけれど、振り返ると楽しい時より辛い時の方が多かったように思います。
「この部活にいたら思い悩むことは山ほどある」といつかの先輩の引退まねぶろで読んだ気がしますが、実際その通りなのかもしれません。
悩むことなんて1ミリもなかった初めの1年の反動か、後半の2年は悩み続けていました。
1度目のインカレを終えた後くらいから、私は何に縛られて、何に強制されて、睡眠時間を削り、行動を制限されているんだろうと考えるようになりました。
それは「部員」や「日本一」では解決されないものでした。
次第に部活に行くのが苦痛になり、部活に向かう道中で涙が止まらなくなったり、寝室で過呼吸を起こしたりしていました。
私が休部したのはその頃でした。
休部した時の話は自分から進んですることも聞かれることもあまりないので、ここで初めてきちんと話すことになりますが、私は120%辞めることを決意して休部しました。
それでも私がここまで部活を続けた理由は、冒頭のYOSHIKIの言葉にあります。
「過去を輝かせるか暗いものにするかは未来が決める」
どんなに辛い時期でも将来振り返ったら輝かしい過去になっているのかもしれない。
辛いこともいつかの捉え方次第。
ならまずは今を自分が満足できて楽しめる生き方にしようと思うようになりました。
何かの縁で入ったこの部活で、自分の思うように私らしくやり遂げようと決意しました。
最後の1年間は、この考えに忠実に過ごしてきました。
「なんだこのゆるゆる生きてる人間は!」と思わせていたかもしれませんが、これが体育会もマネージャーも向いていない私の生きる唯一の方法だったのだと思います。
おかげでこの1年は、悩みながらものびのび楽しく過ごせました。
なんとなく書き残しておきたかったのですが、この部活に入ってよかったことランキング1位は、「自分とは違う価値観にたくさん触れられたこと」です。
高校まで価値観が似たような人とばかり仲良くしていたけれど、ここでは本当に色んな価値観と考え方に出会いました。
時にはそれに苦しみ、時にはそれに救われて、そして自分を深く知ることができました。
これだけで3年間をここで過ごした意味があると思っています。
最後になりますが、部活を続けていると辛い時、しんどい時、逃げたくなる時が少なからずあると思います。
そんな時は自分を大切にしてください。
人にかけてしまう迷惑や人にどう思われるかを心配してしまわず、自分がどうしたいのか、自分がどうありたいのかを優先してみてください。
時には自分がやりたいことだけをやってみてもいいと思います。
後輩の皆が楽しくやりがいを持って部活を続けられることを祈っています。
次はことちゃんです。
一橋で初めてできた友達です。
まさか4年間一緒にいるとは思わなかったね。
たくましくていきいきしてることちゃんがいてくれたおかげで4年間が充実してました。
本当にありがとう、引退後の残りの学生生活一緒に楽しもうねー!