最後まで滞納してごめんなさ〜い。小川より先に書いたので許してください!

 

本編

マネージャーとして活動したのは2年間。それまでは漕手1年、cox2ヶ月、怪我人4ヶ月、幸か不幸かいろんな立場を経験したからこそ、選手が勝つことへのこだわりも、MGが選手を勝たせることへのこだわりも強かったかもしれません。本当は自分が選手として主人公になりたかったけど、自分は選手として人以上に頑張れない、選手としての突出した力もない中で、MGとして主人公になるしかない、それが一番頑張れて、一番チームに良い影響を与えられると思って、マネージャーに転向しました。今思えば、自分に求めているレベルが高すぎる(選手だって病んだり休んだりするし、メニューこなしてるだけでもすごい)という思いはありつつ、マネージャーとして120%で走り続けたからこそ、引退した時に自分の4年間を肯定できた、まあよく頑張ったじゃんと思えたのかもしれません。マネ組織はとても暖かかったです。ありがとうございました。

 

おまけ

あんまりしみじみしたことは書けませんが、マネージャーやって大切だなと思ったことを3つ、書かせてください。

えも〜な話はまたご飯の時にでもはなしましょう!

 

①行動力

マネ組織再編・クルマネ(サポ)・コンビニ・分析班などなど、いろんなことをやらせてもらいました。これらのアイデアはほとんど、僕以外にも思いついている人がいたけど、僕がこれらを実現できたのは、とりあえずやってみる精神があったからだと思います。完璧なプランでなくても数週間やってみる、ちゃんとフィードバックもらう、のができたからなんとか形を変えながら実現できたと思う。外したら「うまくいかんかったわごめん」って謝って終わり、当たったらどや。そんなもんです。変な企画出したとしても誰も殺したりしません。恐れないでください。

 

②よく話す

①の土台となり、①をさらにつよくさせるのが「よく話す」ことです。

アイデアは部員やコーチとのふとした会話から生まれます。「あ、ここ不便だな」「こんなものがあったらいいな」とにかくいろんな人と話しましょう。仲良くなりましょう。それが、チーム愛につながります。応援したい「あの人」が生まれるきっかけになります。人と話す癖をつけておくと、「この前の企画どうだった〜?」とか「もっといいアイデアない?」なんて会話を通じて現場の生の声を聞くことができます。発展形は「今回のクライどうだった?」「どんな動画撮ったら嬉しい?」です。競技に近づけば、もっと選手のことがわかります。ボートが楽しくなります。いろんな人と、たくさん話しましょう。話せば話すほど、いろんな人の強い面も弱い面も見えて、思い入れが強くなって、感情の起伏が強くなる、と僕は思います。

 

③全員味方

戸田なんていう辺境の村で生活している限り、心から自分のことを憎んでくる人なんていません。部員も、コーチも、保護者も、OBOGも、他大学も、近所のおじさんも、全員味方に巻き込みましょう。②の腕の見せ所です。世の中「対立」の構造になったら終わりです。なんの生産性もない不毛なイライラが募るだけです。「敵」に見えるいろんなあいつの可愛い部分が見えるまで、よく話しましょう。ほんっっとうにやばいやつなんて滅多にいません。出会ったら、良い人生経験になったと、ポジティブに捉えましょう。遊戯王で言えばレリーフくらいのレア度です。

 

説教じみた内容で恐縮ですが、マネージャーとして、取り組んでよかったなあと、成長できたなあと感じる3点です。これやってたら、艇庫前に落ちてるゴミとか不思議と拾えるようになります。そこら辺のおじさんに挨拶できるようになります。

 

最後やりきれなかったことも幾らかあるので、いつかまた何かの形でお手伝いできたらうれしいです!

みんなが充実した4年間を送れるように、心から応援しています!

 

よしざわ