艇庫の前の金木犀がちょうど見頃ですね。
金木犀の香りは皆さんお好きですか??
この世の中には、「そもそも金木犀の香りが判別できない」と言う方が一定数いらっしゃるそうです。
例えば「キンモクセイの香水」などを嗅いでも、そもそもそれがキンモクセイの香りのどの部分を抽出したのか、わからないそうで。
確かに、うまく言葉では説明できない香りですよね。
ネットで検索しても
甘く強い芳香で特に夕方遠くまで香りますね。
というのが1番しっくり回答で、
あとは「トイレの芳香剤の匂い」でした。いやほんとそれな。
わたしは幸か不幸か、通っていた小学校、中高、大学全ての通学路や敷地に金木犀がある環境下で育ったので、金木犀の香りも、金木犀が学校のトイレの匂いなのも、よくわかります。
さて、本題の金木犀が好きかどうかのお話ですが、
わたしが好きな金木犀の香りは、小学校の頃、好きだった男の子に「この匂い、あそこのオレンジの花のやつなんだって!」と耳打ちして もらった香りであって、薬局で打ってるボディーソープにデカデカと「期間限定」の文字と共に書かれているものではないんです。
なんてことなく、「耳打ち」という言葉をその時初めて覚えたので。
もやもやそんなことを思ってましたが、
最近艇庫に住み着いてる猫ちゃんは、金木犀の落ち花に囲まれて寛ぐのがお気に入りなんです。
人生で2度目、金木犀がすてきな秋になりそうです!
小久保遥香