第2回です。

月1のペースを早くも乱すところでした。(いやもうすでに乱れている、、、)

このブログが年末年始の暇つぶしになれば幸いです。

 

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分のこと、自分の考え、自分の価値観、自分の感覚、それを相手に伝えなければいけない、そんな機会が増えた。

 

上級生になって、後輩にボートを教えることも増えた、

就活生になって、面接官に自分を表現することも増えた、

親になったら、子供に正しいことを説くこともあるんだろうなあ。

 

そして、最近、伝えることの難しさ、自分の表現力の貧しさ、痛感している。

思えば、ミーティングでも擬音語・擬態語をよく使っていたし、

わけのわからないdaysも書いていたし、

中野紘志選手とのお話しの機会に、「何言ってるかわからん」というご指摘をよくいただくし、

面接後に決まってお祈りメールが届くし、

 

日本語不自由マンである。

 

前田裕二さんの『メモの魔力』をやっと読んだのだが、そこでも抽象化について書いてあった。

 

今は豊かな表現力を磨いている、つもりだ。

こんな風に真面目なブログも頑張って書いている。

読み手に伝わっているかわかんないけど。

 

そのトレーニングの一環として、「美味しい」を遠ざけている。

「私の辞書に美味しいの文字はないっ!!!」キャンペーン。

言い換えると「食レポ」みたいな感じかな。

 

背景には引退して頻繁に自炊するようになったこと、

クラフトビールのバイトでいろんなビールを飲むようになったこと、

そのバイト先(食べログ3.5越え)のシェフが作るまかないを食べるようになったこと

などなどあるが。

マネージャーも今「ご飯改革(?)」的なこともやってるし。(この話は誰かが書いてくれると思うので割愛。)

マネージャーやシェフやおふくろが丹精込めて作ってくれた料理を、

こっちも一生懸命味わいたいな、って思うようになった。

「美味しい」の一言で終わらせるのはどうかなとも思うようになった。美味しいんだけどね。

 

 

「調味料は何が入っているんだろう?」

「隠し味とかないかな?」

「この味は何か別のものに例えられないだろうか?」

「この食材の組み合わせは料理以外の関係性で言い表せないだろうか?」

とか考えながら食べています。

 

蕗の薹とともに“表現力”が芽吹くのを楽しみにしながら寒い冬を食レポしながら乗り切ろうと思う。

 

 

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「美味しい」禁止でお正月を乗り切れるとは思いませんが、

実は「旨(うま)い」という言葉を禁止していないので余裕です。

 

それではみなさま、良いお年を。🎍🌄⛩🍶                  

4年 高崎善貴