マネブログでは初めましてですね。代表幹事のこにしです。
(すいません昔担当だったこともあったけど書くの忘れました…)
綾さんがまわしてくれたので、4年ブログリレーのラストを務めます。

これまで紡がれてきたいい雰囲気を壊してしまうかもと思いながらも、
それでも、マネブログでしか書けないことを書いたつもりです。
(とはいえ、さすがに少しぶっちゃけすぎたかな。笑)
拙い文章ではありますが、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。


僕は、漕手として日本一になりたくてボート部に入部しました。
だから、マネージャーという仕事には興味が全くなかったし、
正直今でも、マネージャーであることに喜びを見出したことはありません。


僕は大学生活をボートに捧げると決め、その他の一切を切り捨てました。
(今思えば早急で極端すぎる選択でしたねー笑)
僕には漕手としての生活が全てだったんですね。
だから、それを諦めた時点で、もう自分には何も残っていませんでした。

ただ、失うものが何もないという開き直りは強いもので、
休みが全くなくても、毎晩遅くまで仕事しても、泥臭いことばかりしても、
辛いと感じることはありませんでした。
そして、頑張った分だけ、仕事の成果はどれも例年以上となりました。


でも、それだけでした。僕は、何ひとつ成長しませんでした。
数えきれない位貴重な経験をさせてもらったとはいえ、
やっぱり何の信念もない状態では無理があったんですね。

仕事をすればするほど、自分の中の何かがすり減っていきました。

そして4年生になった遂に、限界を迎えました。
怒涛の遠征パラダイス、新人練習、その他大量の雑務…
もう、休まず仕事すればいいとかそういう次元を超えていました。

ただただ、苦しい。けれど、逃げられない。そんな日々。


そんな極限状態の中で見つけたのが、僕の信念でした。
なぜ、マネージャーとして頑張っているのかという、その答えについて。

唯一懸けていたものすら失って、身も心も疲れ果てて、
それでも尚、僕の中に残っていたものは、
「みんなが純粋にボートに打ち込む、その姿を守りたい」
という想いでした。

下級生ほど持っている、キラキラしながらボートを楽しむ、あの感じ。
思い返せば、常駐になることを決意したのも、
同期がそういう部分を失うのを見たくなかったからでした。
それを守るためなら、不思議とどこかから力が湧いてくるんですね。

そのことに気が付いたとき、僕はもう一度立ち上がることができました。


つい最近まで1年生と相模湖に行っていたのですが、
本当に楽しそうにしているんですよね、あいつら。
とても無邪気で、でもそれがすごく眩しくて。

「うん、自分が守りたかったものってやっぱこれだよね」
と心の底から思いました。
それが僕の原点で、ただひとつ大切にしてきたものです。


…って、暗いですねー笑
ラストに変な日記書いてごめんなさい。しかもレース前日に…
でも、(特に後輩のみんなには)知ってほしかったんです。

今の一橋の強さは、いろんな犠牲の上に成り立っているということを。


さて、自分語りはもう十分すぎるくらい書いたのでやめますね。笑


いよいよ明日からは全日本が始まります。

同期にとって人生で一番輝く日になってほしい、と思っています。
当然僕も馬車馬のように動いてサポートします。いつものことだけど。笑


というわけで、4年生の日記リレーもこれで終わり!!
これまで見て下さった方は本当にありがとうございました。

今後とも、マネブログ共々HUBCをよろしくお願いいたします!


4年 小西賢人