全日本ナイトが明けて、ポンドを見ながらのんびりとレース食の余りを食べていました。
あまりに穏やかな時間過ぎて、昨日までのHUBCマネージャーとしての怒涛のような日々が夢のようにさえ感じます。本当に夢だったらどうしよう笑

思えば、入部してから、楽しいこと・つらいこと・苦しいこと・悲しいこと・うれしいこと・・・本当にいろんなことがありました。それはもう、ここには書ききれないくらい。嬉しくて興奮して眠れない夜もありました。周りが全員的のように見えて艇庫に行くのが嫌だった時もありました。辛すぎて、消灯後に今は亡きポプラの木の下で泣き明かしたこともあるけど、深夜外出は禁止だからここだけの話。

やめたいって思ったこと何回もあります。でも、「好き」も「嫌い」も全部ひっくるめて、私はこの部にいることを選び続けたんです。みんなもきっとそうだと思う。

こんな日々の中から何を得ることができたのだろう。
ボート部のマネージャーは成長できるよ!なんてよく聞くけど、実際は?
責任感。反骨精神。粘り強さ。視野の広さ。図太さ。いろいろあるけど、形のないものです。
ボート部の女マネは選手のメダルみたいに形のあるものは得られない。
ずっとそう思っていました。

でも、昨日みんなから本当に素敵な寄せ書きをもらったり、女子漕手と一緒に泣いたり、男子から空き缶をぶつかられたり。
そんな中で、自分がこの4年間で得た形のある大切な物、「仲間」の存在を実感しました。
これが一番かけがえのないものでした。

仕事のできない、相当未熟な女マネ長だったと思います。頭のイカれたダメなマネ長だったと思います。でも、ボート部が好きな気持ちは正直誰にも負けない自信があります。

こんな私のことをマネ長と慕ってくれた後輩のみんな、いろいろあったし、最後まで迷惑をたっっくさんかけた同期のみんな、人生最高に楽しい4年間をありがとう。

これからも、みんなのことをずっとずっと応援し続けます。

4年C組
2012女子マネージャー長
吉野麻美