不可能の反対とは?


どうも、自他共に認める複雑な性格の持ち主です、H組、浅田恭平です。


最近、地球の重力は凄まじく、私のメンタルは簡単に急降下してしまいます。
近頃の癒しスポットはamazon.com(米)、amazon.ukです。円高は嬉しいぜー。
あとはdisk union(新宿、御茶ノ水、下北沢は特に品ぞろえが良い)の中古レコード売り場ですね。
昔はデンにビールを飲めばメンタルも絶好調まで回復していましたが、困ったことに最近はビールだけでは回復しなくなってしまいました。
ビールに加えて餃子か焼き鳥か何かを食べたいのですが、食べ物の臭いを自宅に持ち帰りたくないので外で食べます(飲みます)。
ちなみに、国立で一番安い生ビールは日高屋の350円だと思います。
要するに、最近のデンの過ごし方は一人で中古レコード屋に行き、ビールを飲んで、寝る、という正確なルーティンだということです。寂しい。




さて、新シーズンが始まった時と今現在思うことを織り交ぜて書いてみようと思います。



いつの間にか最上級生になってしまいました。はい。本当にあっけなく。自動的に。
やれやれ。。。
私は上級生大好き人間を公言していますが、もう上級生は艇庫にいません。
いや、正確には何名かの先輩にはコーチとして残って頂いておりますが、意識的にボート部とは距離を置いているのかなと思うような先輩もいる気がします。
マネ部屋にはもう木村さんも松岡さんも丈二さんもいません。
木村さん、代表幹事という大黒柱は部にとってすごく大事な存在ですね。
松岡さん、本当にお世話になりました。
丈二さん、総務幹事の新勧へのプレッシャーを当時は完全には理解していませんでした。
出来ることならば最上級生になどなりたくはなかった。

先月末にOBの先輩方と相模湖で合宿をして以来、参加した現役部員は頻繁にミーティングをしているのですが、
そのなかで「昨年以上の結果を出すには昨年以上の努力が要求される」という発言があり、
そりゃそうなんだけど、未だに入部を決めたときに抱いた憧れに近い感情もあります。
未だに私にとっては先輩はすべからくみんな好きな存在で、いくら感謝しても感謝しきれないくらいです。
オレらは日本一になるから、あんたたちの事なんか振り返らねーよ、とか強気に思っている方が理想でしょうか?
最近よく考えるのは、私は先輩からどのように思われていたのだろう、ということです。
今は聞くのが怖いので、何年後かに飲みながら聞いてみたいです。



組織って、難しい。最上級生って、もっとしっかりせなあかん。
率直な感想です。
去年までは金魚のフンみたく、ついていくだけだった(それすら出来ていたかは疑問)。
どんな組織であろうと恐らく、みんな思っていることがばらばらで、成熟した人間もいるしクソガキも救えないカスもいるのでしょう。
僕達がそんな連中をまとめて、一つの引っ張っていくなんて、正直キツイんすけど。
100人に満たないこの部の規模でさえ大変なのに、例えば地方知事や国家元首なんてやつらはヤベーよなー、マジで。
(ま、組織が完璧に管理、運営される方法がこの世に存在するのならば、ソ連という社会主義国家は共産党の圧倒的組織的支配によって崩壊せず、或いは冷戦に勝利してアメリカが滅びていたのかもしれませんね、知らんけど)
とにかく悩みは尽きません。



もう最上学年ですよ。
新体制になって問題山積みです(ごめんなさい)。
今の自分は本当にまだまだです。
最上級生なのに、22歳にもなって、いい年して未だにゴミカスみたいなもんです。
昨シーズン最後の全日本からもう2カ月も過ぎてしまったなんて信じられません。
時間が経つのは本当に早いです。
今年のインカレまであと300日もないんですよ?早すぎない?
そう考えると、この艇庫生活もあっけなく終わってしまいそうじゃありませんか?
ゼミの準備が間に合わない!と毎週水曜から木曜にかけて追い込まれています。
ホントに来月から就活っすか?
上手くいけば、あと16か月くらい経てばユトリ学生生活は強制終了され(単位をくれバカヤロー)、そしていよいよ、いわゆる社会の歯車になっちまうんですか?

怖くないっすか?


「時間が無い、誰か助けてくれ!」、
だなんて今年のインカレ前に言ってはいられません。
毎日着実に努力していかねばなりません。



不可能の反対は?





この問いに私は2つの答えが浮かびました。
一つは「挑戦」。
もうひとつは「実現」。

一橋大学端艇部史上、インカレ優勝は一度も実現されていません。
過去にはすごく力のある選手もパワフルなマネージャーも数え切れないほどいて、大いに努力されてきて、この目標に挑戦されてきた、にもかかわらず。
それを超えるのは言うまでもなく容易ではなさそうである。
努力の「量」という一つの要素において上回るだけでも困難だが、努力の「方向性」やその他のあらゆる側面も考えると、ますます簡単ではない。
でも僕らも挑戦せねばなりません。
ゴールを決めて、そこに至るまでに必要なことを逆算して、実行していかなければいけません。
ある先輩の引退の際の言葉ですが、本当にその通りだと思います。
もうね、上にグダグダ書いてきたオイラの弱音なんてね、確かにそれも本音だけれども、そんなしみったれた考えはさっさとどこか遠くに投げ捨てて、ぶち壊していかねばならんのよ、と最近になってようやく思えてきました。ようやく。


去年に後悔や申し訳なさを残してしまったので、今年は自分が日本一だと心から信じられるだけの努力をしてみたい。
その結果として日本一を実現し、後輩や大学の友人、大嫌いな人も大好きな人も、色々な人に対して威張り散らしながら残りの人生を過ごしていきたい。




※この文章はビールを飲みながら書きました。