どうも。

決断・行動力には定評のある、こうへいです笑

 

昨日は行動力の話をしました。

今日は脳科学や心理学の方面からその重要性を説明します。

 

行動しない「先延ばし体質」が、人生に悪影響を及ぼすとしたらどうしますか? 

 

先延ばしの先に起こりうる未来と、「すぐにやる」を習慣化させる方法をメンタリストDaiGoさんの話を元にお話しします。

 

 

「先延ばし」は人生に差が生じる

これは僕がよくみる光景です。

ビジネスの教育を仕事としてやっているのですが、もちろん成長には個人差があります。

しかし、決断、行動力でその先の人生に差が生じます

 

AさんとBさんが同じ日に訪れたとします。

Aさんは勉強を始めるか始めないかで悩みます。

失敗したらどうしよう・・・

頭ではわかっているんだけど・・・

やりたいけど仕事が忙しいしな・・・

結局やろうと決めるのですが、それが1ヶ月後。

 

Bさんはともかくやってみてから考えようと、さっさと決断して始めます。

 

BさんはAさんと比べて、1ヶ月もスタートが早いので、すでに多くのことを学んでいて、数十万の稼ぎがあり、自分のやりたいことを自由にやれています。

かたやAさんは始めたばかりです。

仮にAさんが悩むに悩んで結局勉強しなかったとしたら、その考えることに費やした時間はただの時間のムダで、むしろその時間を遊んでいた方がマシなわけです。

 

 

脳のメカニズム

しかし、物事を後回しにしてしまうのは、実は人間にとって当たり前のことなんです。

人間の脳は本来怠け者で、脳内では常にやる気を司る前頭葉と誘惑を優先しようとする大脳辺緑系がせめぎ合っている状態だといいます。

さらに、脳には変化を嫌うという特性もあります。

 

先延ばししてしまうことを心理面から見ますと、自分のやる気エンジンにメンタル・ブレーキ(心理的抑制)がかかっている状態だといいます。

そんなメンタル・ブレーキがかかる要因は3つあるらしいです。

 

1つ目は別のことに気をとられてしまうこと。

タスクに取り組んでいる途中でSNSやYouTubeを見てしまうのは、このパターンです。

目先の欲求や誘惑に打ち勝つ「セルフコントロール力」が低い人は、何かをしたくなった時にその衝動を抑えることができない「衝動性」が高く、そういう人ほど先延ばしをすることが分かっています。

 

2つ目は「どうせ自分にはできない」というあきらめです。

自分はやればできると思える感情を「自己効力感」と言うのですが、これが低い人ほど先延ばしにしてしまう傾向にあります。

 

3つ目は作業に対して「今やる価値があるのか?」と感じてしまう心理です。

そもそも人間は、やるべき理由やすぐに得られるフィードバックがなければやる気にならないといいます。

 

このように先延ばしには、脳の特性や心理面が関係しているのだそうです。

つまり、意思の弱さや注意力散漫、優柔不断といった性格のせいではないんです。

 

 

行動力のなさが引き起こす悪影響

ここで、「すぐやれない」のは脳科学的、心理学的なものだから仕方ないと思った人もいるんではないでしょうか?

しかし、先延ばしにすることが、キャリアやお金、健康にまで悪影響を及ぼすとしたらどうでしょうか?

 

脳はマルチタスクより、シングルタスクが得意です。

やるべきことを先延ばしていると、マルチタスクになって前頭葉に負担がかかり、理解、会話、記憶といった能力が低下するといわれています。

さらにある研究では、チーム内の誰かの先延ばしによって仕事が進まず、それが原因で発生するメンバー同士の衝突が企業を脅かす要因になることが分かりました。

しかも、先延ばしぐせは周囲に伝染するのだとか・・・

先延ばしを続けていると、時間的にも心理的にも余裕のない状態が続くので、自分と向き合う時間が取れず、他人の感情を理解する能力まで低下、結果人間関係もうまくいかなくなります。

このような人に会社が重要な仕事を任せるわけないですよね。

少しの先延ばしが仕事を失うリスクになるわけです。

 

また、レンタルビデオや公共料金の支払いを延滞すると、延滞料金が発生します。

微々たる額ですが、チリも積もれば山となります。

お金はどんどん減っていき、最終的に人としての信用もなくす事態にもなりかねません。

 

先延ばしの典型といえるのが、健康に害するとわかっているタバコやお酒を控えることや、健康診断を後回しにしたりする行動です。

このような方は病気にかかるリスクも高くなりますし、先延ばしするストレスが命に悪影響を与える可能性だってあります。

 

 

「すぐやる」を習慣化するには

脳の特性や心理学を利用して「すぐやること」を習慣化できる方法が2つあります。

 

1つはきっかけ(トリガー)になる状況と、習慣化させたい行動をルール化してしまうことです。

脳は「XならYする」といったルールの記憶が得意なので、そのルールに従った行動は習慣化しやすいんです。

さらに、「1つ手をつけたら、一気に終わらせる」というルールもプラスすると、作業がやりかけにならず、必ず終わらすことができるようになります。

 

もう1つは、ごほうび作戦です。

これは高い効果が証明されている「誘因バンドル」という目標達成のテクニックです。

より効果を高めたければ、ごほうびを誰かに管理してもらったり、できなかった時は第三者によるペナルティを設けたりするといいらしいです。

めんどくさいと思う行動を本人の意思とは関係ない「自動化された行動」にすることで、考えたり迷ったりする必要をなくすわけですね。

 

このような方法で、決断にかける時間や、やるべき作業に取られる時間を減らし、やりたいことに時間を割けるようになれば、仕事ではしっかりと能力を発揮でき、上司や同僚からの評価も高くなるでしょう。

さらに時間に余裕ができ、趣味の時間や家族と過ごす時間も充実させることができます!

つまり、理想の人生が手に入るわけです!!

 

では、今日はここまで。xx

 

 

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