こんばんは。
こうへいです。
僕は『ベーハーアドバイザー』という、ビジネスの基礎基本を教えるお仕事をしています。
ビジネスを学ぶことは資格の勉強などとは違って、その人の生活や人生を大きく変化させることができることです。
だからこそ僕は、スコットランドの方言であり、好きなウイスキーの語源でもある「ベーハー(beatha)=命・人生」という名前をつけました。
今日は仕事の中でもよく聞かれる質問をお答えします。
どのビジネスをしたいかわからない
これはよくある質問なのですが、「ビジネスをしたい」や「興味はある」が
どのビジネスモデルをやりたいかわからないから始められない。
どんな商品やサービスを扱いたいかわからないから始められない。
というのがあります。
大事なのはどのビジネスモデルを選ぶことやどんな商品・サービスを扱いたいかではなくて、まず『ビジネスを知ること』です。
例えば、サッカーに興味を持って始めようと考えたとします。
まず、「どのポジションでプレーしよう」や「パスが上手い選手になろう」と考えていてはサッカーはできませんよね。
最も最初にやるべきはサッカーのルールだったり、サッカーというスポーツそのものを知る必要があります。
そのためには、まずコーチのもとで実際にやってみる必要があります。
図書館に行って、サッカーの本を読んでもできるようにはなりませんよね。
実際にサッカーというスポーツをやりながら、ちゃんと教えている人に習いながら、できるようになります。
そして、やっていく内に
「あっ、自分はこのポジションをやりたい」
「あっ、パスが上手い選手になりたい」
となるわけです。
ビジネスも同じで、実際にやってみて、ビジネスそのものを知ることで初めて、どんなビジネスモデルをやりたいのか、どんな商品やサービス扱っていきたいのかが見えてくるものです。
将来的に得られる収入も同じです。
どのビジネスモデルを選んだとしてもちゃんと学んで、やり方がわかれば稼げるようになります。
ですから「これくらい稼ぎたいからこのビジネスモデル」という考え方は根本的に間違っています。
「まずは土台となるビジネスを学ぼう」が正しい考え方です。
選ぶビジネスモデルによっては稼げるスピードは異なりますが、結局はビジネスそのものを知ってさえしまえばどのビジネスモデルを選んだとしても稼ぐことはできるわけです。
また、すでに最初からこれを扱ってビジネスをしたい!という方はいいのですが、ほとんどの方が最初は何も商品・サービスを持っていません。
そういった場合は、既存のビジネスモデルを自分で選ぶか、誰かに選んでもらい、実際にビジネスをやっていき、その都度ビジネスそのものの勉強を誰かに教わりながらやっていけばいいわけです。
失敗が怖い
ビジネスは目に見えない、形も無い、影もない、味もしない、触れないものです。
人間は何かを新しく始めようと考えた時、「怖い」「怪しい」「不安」と思うものです。
そのような感情を抱くのは当たり前の感情です。
しかし、みんな過去に同じ感情はすでに経験・体験してきています。
小学校から中学に上がる時、中学から高校に上がる時、高校から大学に上がる時、大学から社会人になる時、大なり小なり不安はあったと思います。
しかし、みなさんはこれを普通に乗り越えてきましたよね。
そして、やってみて初めて「こういうものか」と理解したと思います。
ビジネスもそんなもんです。
実際やってみて初めてわかるもので、まずはやってみるしかないんです。
だからこそ、まずは既存のビジネスモデルを選んでやっていくわけです。
人によっては過去何かのビジネスモデルをやってみたけどうまくいかなかった人がいるかも知れません。
借金や友人を無くしてしまったかもしれません。
もちろん失敗が怖くなりますよね。
うまくいかなかった原因は色々あると思います。
単純に自分に合わなかったり、思い描いていた収入を得られなかったり、周囲から止められてしまったり。
しかし、いろんな方を見てきましたが、ほとんどの場合「ビジネスとは」を知らないで失敗されてる方が多いです。
つまり、独学でやってしまったり、「お金さえもらえればいい」「僕はこうやって上手くいったから、君もこうやってごらん」という指導者に教育を受けてしまった人たちですね。
ただ人間は壁に当たって、学んで成長していきます。
失敗を恐れていては、今後の人生何も新しいことに挑戦はできません。
そして、少しでも失敗しないためにも指導者が大切です。
前例で述べた人たちは「稼ぐこと」が仕事の指導者です。
つまり、「稼がせること」が仕事の指導者を探すべきなんです。
ただ最終的に選ぶのは自分ですので、そこだけは自分の直感を信じるしかありません。
「この人になら教わりたい」と感じたら自分を信じてとりあえずGOです。
ビジネスの世界は自分がやろうと強い意志を持ったとしても、周りの人は必ず思いとどませたり、スタートを遅らせたり、止めに入ります。
アドバイスという形で。
周りのアドバイスを聞くなとは言いません。
しかし、自分が一度やると決めたことに対して、周りの意見によってその意思が折れてしまった時点で自分はその人が敷くレールの上を歩く人間になってしまいます。
こうなると数年後、過去を振り返った時必ず後悔していると思います。
ただその選択をしたのは自分自身なので、そのアドバイスを言って引き止めた人を責めても意味がないわけです。
ビジネスの世界はスピードが命です。
一日決断が遅れると、結果が出るのが一年遅れるとも言います。
だからこそ、始めるなら早ければ早いほうがいいですし、やってみないとわからない世界なんです。
では、今日はここまで。xx
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