日本の皆さん、こんにちは!

私は台湾東部、花蓮縣に住む日本人。家族全員で今から11年前に台湾へ移住してきました。

 

今までにいくつかのブログで台湾花蓮について書いてきましたが、2020年は、こちらでお世話になることにしました。

 

私がこれから綴るのは、「写真のない、台湾花蓮旅案内」です。文字通り、写真は一切、掲載しません。その理由は、私が書く内容で、その風景を是非、皆さん自身で想像して欲しいから。そして、「想像通りかを確かめに来て欲しい」から。

 

とは言っても、今は、新型コロナウィルスで、台湾では海外からの入国を厳しく制限しています。日本から台湾に入国しようとすると、台湾入国後2週間は隔離されてしまう。事実上の入国拒否、鎖国状態になった訳です。

まあ、今の世界的感染拡大から考えると、これも仕方ない判断だと思います。

 

台湾国内での感染は、一時、落ち着いていましたが、最近になって、ヨーロッパ各国、日本、トルコからの帰国者の感染が一気に増えてしまい、遂に、台湾も鎖国を決意したって訳です。

 

でも、出口のない森はない。必ず、出口はあります。その出口を出たときに、是非、台湾花蓮を訪問して欲しいから、今日から少しづつ花蓮の魅力を皆さんにお伝えしていきますね。

 

2019年、台湾を訪れた日本人観光客はのべ200万人を超えました。しかし、その大半が、台湾西部の台北、台中、台南、高雄への訪問客。新幹線が通っているところです。

一方、台湾東部の花蓮へ来る日本人は僅か。その一番の理由は、「遠い」「不便」「情報がない」という事。

「情報がない」という事は事実です。日本のガイドブックを見ても、花蓮に関する情報は、太魯閣渓谷というところだけ。ページ数にしてわずか2~3ページ。あのガイドブックを見れば、そりゃ、誰も興味を持たないでしょう。

花蓮は今まで、日本に向けてのPRはほとんどしていませんでした。だから当然の結果とも言えるでしょう。

 

情報がないから、誤解も多い。「遠い」「不便」という点は少し違いますね。

台北からだと、台湾鉄道の特急ならば、2時間で花蓮到着。台北から新幹線で高雄に行くぐらいの時間。しかも、料金は片道440元。安い!

台北・南港からは花蓮までの直行バスも運行中。こちらは約3時間半。

台北・松山空港から花蓮まで飛行機も飛んでいる。こちらは僅か40分。

 

決して台北からだと遠くない花蓮。日帰りだって可能です。

 

花蓮へきて最初に感じる事は、「空気が美味い!」「空が広い!」「太陽が眩しい!」。

空気がきれいな分、透明感を感じます。風の道が見える様な感じです。

私が初めて花蓮に来た時、最初に感じたのは「楽園だ」ってことでした。

街はそれなりに都会です。スタバもマックもケンタもコンビニもある。(意外と日本人の人はこれらの店がある事に驚く)

繁華街に行くと、様々なお店もある。確かに、台北などに比べると、高いビルがない。だから、空が広く感じる。町全体が明るく感じる。圧迫感もない。

時間がゆっくりと過ぎていく花蓮の街。でも、花蓮市内は決して田舎街ではない。だから良い。不便さも感じない。

 

さあ、これから花蓮を皆さんと一緒に、ゆっくりと旅していきたいと思います。

よろしくお願いしますね!!