子宮筋腫と電子レンジ | 助産師uticoが伝えたい 未来のいのちのために いまできること

助産師uticoが伝えたい 未来のいのちのために いまできること

助産師uticoです^^
2019年9月、結婚を機に福岡から東京に拠点を移しタイトルも更新しました♡
夫と生活する中で感じたことを助産師目線でお伝えできればと思っています。

初めての方は、こちらを読んでください→はじめに


*********************


※コメントでご指摘をいただいたので、一部編集しています


先日の婦人科疾患のセミナーで


子宮筋腫についても学びました


産婦人科とまとめられることが多いですが


正式には産科と婦人科は別の科です


私は婦人科勤務経験がないので


特に、最近の治療に関しての知識は素人並でした



子宮筋腫というのは、子宮にできたコブなんですが


これが厄介で、生理の痛みや出血が増えたり


筋腫がある状態で妊娠すれば


出産時の出血が増えたり


分娩進行の妨げになったりもします


そのため、治療をしてから妊娠する方もいますが


治療後の妊娠も、それはそれでリスクもあります


病気はないのに越したことはありません



さて、最近の治療のひとつマイクロ波子宮内膜破壊術について…


子宮内に挿入した器具からマイクロ波を出し


筋腫組織を壊死させる方法です


簡単に言うと…


『筋腫を電子レンジに入れてチンするようなもの』


らしいです


セミナーで偉い先生がおっしゃった言葉、そのままです



注目していただきたいのは


電子レンジに入れると組織が壊死する


ということです


もちろん、治療に使う量と普段の料理の温めに使う量とは違うでしょうが


この表現について、どう考えますか?


我が家には、電子レンジがありません


人工的な熱よりも自然な熱のほうが食材に優しく


栄養素の破壊も最低限に抑えられると考えるからです



組織を破壊する治療を電子レンジに例えられると


ますます危ないもののような気がしますね…







人気ブログランキングへ